カーリルと早稲田文学のコラボが決定! 「WB」誌上で、カーリルレシピとの連動企画が始まります

文学ファンの皆様にお知らせです。

このたび、早稲田文学のフリーペーパー「WB」誌上で、
WBとカーリルとのコラボレーション企画が始まることになりました。

WBは、早稲田文学が発行する “文学と哲学、思想のフリーペーパー” です。
川上未映子さんや、斎藤美奈子さん、モブ・ノリオさんら、そうそうたる執筆陣が名を連ねており、毎号とても読み応えがありますよね。

WBの皆さんには、以前からカーリルに注目していただいており、これまで、三号にわたってカーリルの開発思想や、カーリルが描く未来像などについて掲載していただきました。
(カーリルのブログ: フリーペーパー「WB」にカーリルの取材記事掲載!

取材などの機会にお会いするうちに意気投合し、このたび、WB誌上にて、カーリルとのコラボレーション企画が始動することが決まりました。名付けて、「カーリル×WB ウチのオススメ(レシピ版)」。

この企画は、カーリルユーザーのみなさんが投稿した、本の紹介ページ「カーリルレシピ」の中からこれはというレシピをWBの編集者がピックアップし、編集者視点のコメントと共に、それをWB誌上に掲載するというものです。あなたが書いたレシピに、プロの編集者のコメントがもらえるかもしれません!
(※選ばれたレシピの作者の方には、事前にご連絡いたします)

また、カーリルサイトでは、WBに掲載されたレシピに「WB掲載マーク」が付きます。

ウェブ上に投稿した本のレシピが、紙のWB誌面に掲載されるという今回の連動企画は、ウェブと紙との融合を考える上でも、おもしろい試みになることと思います。

「カーリル×WB ウチのオススメ(レシピ版)」掲載第1弾は、2010年秋号です。(11月17日頃配布開始予定)
どんなレシピが掲載されるのか、お楽しみに。


11月24日(水)~26日(金)の図書館総合展でも、WBのバックナンバーを配布します!
ぜひカーリルブースにお立ち寄りください。

<関連リンク>
フリーペーパー「WB」
WB設置場所はこちら
カーリルレシピ

ハマクリ! でカーリルの中の人に会おう☆ 10/29(金)19:00〜

クリエイターの集い”ハマクリ”で、カーリルの中の人に直接話を聞いてみよう!
今回のイベントには、デジタルやITなどの分野で図書館に関わっている人が大集合。
図書館なんてアナログだと思っている人も、ぜひ一度話を聞いてみませんか?

▼イベント概要
『HAMA-CRE!V.60 ~図書館からつくる未来のライブラリー~』
2010年10月29日(金) 19:00〜21:30
横浜メディアビジネスセンター1F“ヨコハマ NEWS ハーバー” APPLAUSE
事前予約 1000円 当日 1500円(いずれもフリードリンク付)
カーリルからは代表の洛西一周がゲストとして出演します。
お申し込みはこちらから

※詳細は公式HPをご覧下さい。

【ハマクリHAMA-CRE! とは?】
クリエイターやクリエイティブ関連の人々がヨコハマに集い、作品の発表やセミナー・講演・制作秘話等を聞く交流ミーティングサロン。
映像、CG、デジタルクリエイター、アート、それ以外の各分野のクリエイターでも主旨に賛同する人であれば誰でも参加可能。2004年から月1回のペースで開催を続け、今回で60回を迎えます。(公式HPより)

当日は、カーリルも出展する図書館総合展の説明もあります。
ちょっと楽しい企画の話が聞けちゃうかも。
皆様のご来場お待ちしています☆

<関連リンク>
HAMA-CRE!V.60 ~図書館からつくる未来のライブラリー~

【論文】カーリル開発の核心〜コンセプト、組織、技術〜

既存の図書館システムとは大きく異なる開発組織、自治体を横断する検索機能、超短期間の開発、Twitterなどによるユーザー参加型の開発はどのように実現されたのか。

それらのヒントになるような情報をまとめた論文を雑誌「専門図書館」に寄稿しました。その論文をPDFで公開しましたので、お知らせします。

目次
1. はじめに

2. 開発の背景

3. 楽しい図書館検索システムの提案
 3.1 本と出会う楽しみを提供
 3.2 検索を使って図書館を広報する
 3.3 地域資源の中心地としての図書館
 3.4 図書館にない本も検索
 3.5 外部サービスと連携して利便性を高める

4. 開発手法
 4.1 開発チームの構成
 4.2 開発期間とモチベーション
 4.3 ユーザーフィードバックに基づく修正

5. カーリルのシステム
 5.1 マッシュアップの活用
 5.2 開発言語
 5.3 分散処理
 5.4 図書館クラス
 5.5 OPACの管理
 5.6 図書館APIによる図書館システムの拡張
 5.7 図書館APIの利用例

6. 課題
 6.1 技術的課題
 6.2 ビジネスモデルの模索
 6.3 対応図書館の拡大

7. おわりに

…GoogleやAmazonなどの大規模な検索エンジンが一般に普及する中で、図書館システムも大きな曲がり角を迎えている。GoogleやAmazonは検索対象となる情報量が膨大であるだけでなく、高速であることや、検索結果の並び方が秀逸であること、利用方法がシンプルであることなど、それまでの検索エンジンの常識を覆し、広く一般に普及し、検索という行為を「日常的な行為」にまで落とし込むことに成功した。これに対して、日本の公共図書館システムは、規模、速度、精度、操作性において劣っていると言わざるを得ない。公共的な資金を毎年何十億という規模でつぎ込んでいる日本の公共図書館システムはなぜ対抗できないのだろうか。

本稿では、我々が日本の公共図書館システムのレベルアップも視野に入れて2010年3月に公開した日本最大級の図書館蔵書検索サイト「カーリル」 (http://calil.jp/)について紹介する。….

PDFダウンロード

本稿は専門図書館協議会発行機関誌「専門図書館」242号(2010年7月号)に掲載されたものです。

さらに開発技法に興味のある方は、以下の書籍をあわせて読むとより理解が深まります。

パターン、Wiki、XP

アート・オブ・アジャイル デベロップメント ―組織を成功に導くエクストリームプログラミング

Joel on Software

【座談会】図書館デザインにかける熱い思い~フォーラムに先駆けてパネリストらが語る

第11回図書館総合展 2009年11月10日~12日 パシフィコ横浜


 先日お知らせした図書館総合展のフォーラム
、着々と準備が進んでおります♪

去る10月5日、フォーラム本番に先駆けて、パネリストらによる座談会が行われました。
「せっかく参加するのに、ただボーッと聞いているだけではもったいない。」
「参加者の皆様にも積極的に取り組んで頂きたい。」という気持ちのこもった熱いトークが繰り広げられました。

【座談会】
「徹底的に新しい手法で新しい図書館を創るために
-第12回図書館総合展キハラ株式会社主催フォーラム
『図書館をデザインする-情報デザインと主題プロデュースの手法』に向けて」

岡本真×有元よしの×李明喜×内沼晋太郎×洛西一周

⇒座談会の様子はこちら(USTREAM) ※途中で切れています。。

<目次>
◇この座談会の狙いは?
◇このフォーラムを思いついたきっかけ
◇洛西さん、内沼さんに声をかけたわけ
◇コメンテーターは図書館業界、図書館建築会の大物
◇リアルスペースとしての図書館は知的好奇心の渦に
◇「本を置き去りにする」アプリ?
◇面子が豪華だから、で参加して欲しくはない
◇カーリルにとって図書館建築とは? 建築と図書館の関係とは?
◇フォーラム・図書館総合展のメディア戦術
◇……3年後には1つ、徹底的に新しい手法で図書館をつくろう
◇図書館のデザインを体感できる貴重な機会
◇皆さんも含む我々で、新しいものを作っていきたい

全文はこちらから!
(ACADEMIC RESOURCE GUIDE メールマガジン)

フォーラムのお申込みはこちらから!
(※定員がありますのでお早めにどうぞ)

主催者側もわくわくしながら準備している図書館総合展。
ぜひ皆さんも一緒に楽しみましょう!

<関連リンク>
第12回図書館総合展
ACADEMIC RESOURCE GUIDE メールマガジン
[カリブロ]カーリルも参戦! 図書館総合展のご案内[11月24日~26日]
[カリブロ]【今すぐ参加!】新しい「図書館のデザイン」を体験する、図書館総合展フォーラム

【今すぐ参加!】新しい「図書館のデザイン」を体験する、図書館総合展フォーラム

図書館総合展情報第二弾。
フォーラムでカーリルの中の人に会おう☆

今年の図書館総合展フォーラムのプログラムが公開され、申し込みが始まりました。
カーリルは二つのフォーラムに参加します。
ぜひ私たちと一緒に図書館の未来をつくっていきましょう。

図書館をデザインする~情報デザインと主題プロデュースの手法

第一部 パネルディスカッション
新しい図書館のデザインについてパネラーが熱く語る
第二部 ワークショップ
全員参加で、これからの図書館の可能性を探る

カーリルからは、パネリストとして洛西一周が参加します!

11月26日(金) 10:00~14:30
定員:96名
参加費:1,000円
受付締切:11月5日(金)
主催:キハラ株式会社

詳細・参加申し込みはこちらから。定員がありますのでお早めに。

コメント:
このワークショップは、新しい図書館の設計手法(デザイン)が実際に体験できる刺激に満ちたものになると思います。

Twitterなどの登場によって私たちの情報空間は変わりつつあります。図書館は、いま実空間と情報空間の両方でサービスを提供していく存在になりました。そこで、この両者をどのように結びつけて設計したらよいのかということが図書館の共通の課題になっていると思います。

このワークショップでは、ARGの岡本さん、mattの李さん、numabooksの内沼さんらを中心に建築におけるデザイン手法である「パタン・ランゲージ」とウェブの「集合知」という概念を学びます。この二つを組み合わせることで実空間と情報空間のあいだを自在に行き来する魔法のアイテムを手にすることができます。

参加者は、この手法を使って、グループワークや個人作業で実際に手を動かしながら、新しい図書館の設計にチャレンジできます。(詳しくはこちら

現時点で最先端の建築とブックコーディネートとウェブが出会う夢のコラボ企画。
一日でどこまでできるのか? 不安がありますが、新しい感覚を感じてもらえると思います。
個人的にもとても楽しみにしています。 by 洛西一周

Library of the Year 2010 最終選考会


カーリルが、Library of the Year 21010の最優秀賞候補にノミネート。
ここでは、優秀賞の3機関の中から、最優秀賞を決定します。
プレゼンターは、カーリルをよく知る内沼晋太郎さん(numabooks)。
会場の一般参加者票も選考の決め手になります!

カーリルからは、吉本龍司が参加します!

11月26日(金) 13:00~14:30
主催:図書館総合展運営委員会

Library of the Year 2010
参加申し込みはこちらから

なんと、今回のフォーラムは開催時間が重なっているため、涙を飲んでどちらか一方をご選択頂かなくてはなりません・・・。
ぜひ、どちらかお好きな方にいらしてください。
お待ちしております♪

<関連リンク>
第12回 図書館総合展 フォーラム一覧
キハラ株式会社
numabooks
[カリブロ]カーリルも参戦! 図書館総合展のご案内
[カリブロ]カーリルが”Library of the Year 2010”にノミネート!