COVID-19 : ポスターを公開しました

カーリルでは、「Stay at home… Keep reading!」というメッセージを発信してきました。このメッセージをポスターにしてほしいとの声をいただきましたので、さっそく準備しました。以下のページから、印刷用のPDFと、編集できるデータを自由にダウンロードすることができます。

データのダウンロード
COVID-19 ポスター for 図書館(Adobe Creative Cloud)
PDF形式・Adobe Illustrator形式

20種類以上のパターンを準備

さまざまな場面でお使いいただけるように、サイズはA1とA4の2サイズ、メッセージは「Stay at home… Keep reading!」と「手を洗おう」2種類の3パターン。また、プリンターや環境にあわせて、フチあり・フチなし・白黒・濃色・カーリル色など。あわせて20パターン以上を公開しています。例えば、A4・白黒はおうちに貼っておくのに最適です!

ポスターデータのサンプル

自由なライセンス

このポスターのライセンスは、CC-0(クリエイティブコモンズライセンス)に設定しました。PDFをそのまま印刷して、貼ったり配ったりすることもできますし、ファイルを変更して、カーリルのロゴ部分を取り除いたり、別のものに変えてしまっても構いません。許諾確認は不要です。
たとえば、カーリルのロゴのかわりに図書館の名前を入れることができます。
楽しいポスターをみんなで作ってみませんか。こんなメッセージがあったらいいな。といあアイデアなどもぜひお知らせください。

  • フォントはフリーの源柔ゴシックXPを使用しています。
  • カーリルのロゴ部分は登録商標のため改変しないでください。
  • ロゴの移動や削除、リサイズや色の変更は自由です。

活用例募集

恩納村文化情報センター 2020/5/28

活用例を是非お寄せください。こちらに掲載・リンクします。

「COVID-19 : これまでとこれから」で感染症対策のために図書館ユーザーが工夫できることをまとめました。こちらもぜひご参照ください。

COVID-19 : これまでとこれから

世界的なパンデミックはまだ収束していませんが、生活を維持するために、あるいは政治的、経済的な観点から、図書館のサービス再開が始まっています。緊急事態宣言が発令され、全国の公立図書館の92パーセントが休館しました。5月21日にsaveMLAKプロジェクトが実施した調査では休館率は47パーセントに減少し、半数以上の図書館がサービスを再開しています。ただし、感染リスクは継続しており、引き続き命を守るための対策が必要です。

私たちにできること

このセクションでは、一般的な感染症対策に加えて、カーリルのユーザーにお願いしたいこと。つまり、図書館のユーザーが工夫できることをまとめました。この情報は、更新内容を明記して随時更新します。有効な対策のアイデアは @caliljp までお寄せください。

本を読むまえ、読んだあとに手洗いをする

手洗いの慣行は、感染症対策に効果的です。図書館においては「書籍消毒機」と呼ばれる高額な機器の整備が進んでいます。これらの機器はユーザーの安心にはつながるかもしれませんが、そもそも図書館内でしか利用することができません。図書を介した感染リスクは高くないと考えられていますが、その他の感染リスクも考慮すれば、手洗いが引き続き合理的です。

(6月1日追記)ポスターをクリエイティブコモンズライセンスで公開しました

埼玉県立図書館によるツイート

図書館への訪問回数を減らす

多くの図書館で、貸出期間を延ばしたり貸出冊数制限を緩和するなど、図書館への訪問回数を減らす取り組みが始まっています。インターネット予約を活用することで滞在時間を減らすことができます。急がないでください。サービス再開からしばらくの間は、貸出の集中により図書館スタッフにも負荷がかかっている点に配慮しましょう。

オンラインやほかの代替手段を検討する

十分に資金的な余裕があり、電子書籍など代替アクセスの手段が提供されている場合には、代替手段の利用を優先してください。図書館のみならず、出版社や著者も含めた出版エコシステムの維持につながるとともに、接触機会を減少し、感染拡大も抑制することができます。小規模な書店などでもオンライン販売の試みが始まっています。また、必要とする資料が青空文庫や、国会図書館デジタルコレクションに収録されている場合にはインターネットからアクセスできる場合があります。

図書館からのアナウンスに従う

全国の図書館で、サービス再開に向けてさまざまな対策が模索されています。これらの対策は、とても効果的なものもあれば、的外れなものもあるかもしれません。また、公平性やプライバシーの観点から受け入れがたいこともあるかもしれませんし、図書館によって基準や方針がまったく異なるかもしれません。まずは、利用する図書館からのアナウンスに従うことが重要ですが、より正確な知識の入手に努めましょう。図書館ユーザーはこのようなとき、感情ではなく知識で対処するべきです。

読書に関するオンラインイベントを開催する

図書館が再開されたとしても、これまで実施されてきたさまざまなイベントは引き続き中止されています。オンライン・ビブリオバトルや、オンライン読書会を図書館が開催する事例も出ています。もちろん、図書館の取り組みを待たなくても、ユーザーの連携によりイベントを開催することができます。

参考となる情報

公共図書館を使う人と公共図書館で働く人のウイルス感染症対策をライブラリアンなりに考えてみた(Satomi Kojima作成)
saveMLAKプロジェクト「COVID-19対応のベストプラクティス共有」
新型コロナウイルス影響下の図書館:再開に向けた取組


カーリルのこれまでとこれから

このセクションでは、自分たちが忘れないために、カーリルでのこれまでの対応についてあらためて振り返り、今後の対応方針を明確にします。

これまでの振り返り

2月5日~7日、カーリルは、全国の自治体などを対象にした展示会「地方創生EXPO」に出展しました。この時点での国内感染者数は0人(出典:NHK特設サイト)、クルーズ船の対策が取られていた時期でした。しかし、多くの人と会って会話をすることには不安がありました。この時購入した使い捨てマスクは、このあと役に立ちました。

2月16日に「COVID-19対策に関するご協力のお願い」を発表します。この段階では国内の感染者数は59人(出典:NHK特設サイト)、いくつかの地域で感染者が確認されていたものの、その後の事態を予期できるような状況ではありませんでした。翌日以降には病院図書室との打ち合わせも予定されていましたが、COVID-19の影響で病院内での打ち合わせが難しくなるなどの影響が発生していました。そのため、サービスの安定的に提供を優先し、また感染拡大につながらないよう、対面での打ち合わせを停止することにしました。この段階では、カーリルが出張を停止していたとしても、社会的機能は通常通り維持されており、各種の会議などは引き続き継続されていました。このような中で、ストレスなく業務遂行するための対策として、ウェブミーティングキットの準備を進めました。

2月28日に発表された一斉休校の前後、カーリルのアクセス数は、大幅な増減を繰り返しました。このころには、一部の地域の公立図書館は休館となりましたが、予約受取などを実施する図書館も多くありました。日々の自治体の発表にあわせてアクセス数が変動していました。

3月9日、「COVID-19 : 蔵書検索サービスへの影響について」という発表をします。休館した図書館が検索サービスも停止したことにより、カーリルへの問い合わせが増加していました。今後このような対応をする図書館が増加することが見込まれたたため、同様の対応を抑制する必要があると考えました。また、さらにシステムが停止した場合に対応するための、具体的な対策について検討を開始しました。

3月30日、「COVID-19 : イベントへの参加方針について」を発表しました。この発表では、カーリルが出展する展示会の中で規模が最も大きい「図書館総合展」への参加を見送るというものでした。この展示会は11月開催ということもあり、現時点でも開催は決まっていません。しかし、2月に出展した地域創生EXPOの経験から、メンバーや参加者に感染リスクがある状況では、参加することはできないと判断しました。一方で、このような展示会の機会はカーリルにとって引き続き貴重なものであり、イベントそのものの継続を支える必要があると考えています(このとき、図書館総合展に向けて確保していた横浜のホテルをすべてキャンセルしました)。

4月7日、政府による緊急事態宣言が発令されました。

4月8日、カーリルでは「COVID-19 : 多くの図書館が閉館しています」を発表しました。すでに全国で多くの図書館が休館していることが分かっていましたが、これらを網羅的にまとめた情報がありませんでした。一方で、カーリルは、全国の図書館のウェブサイトのURLを把握しているため、図書館の開館状況を効率的に確認することができました。しかし刻々と状況が変化していたため、短時間ですべての図書館のウェブサイトを目視で確認する必要がありました。この発表と同時にカーリルすべてのページのヘッダーに、このブログへのリンクと「Stay at home. Keep reading!」というメッセージを掲載しました。このころになると、休館にともないカーリルへのアクセス数も、前年比の6割程度に減っていました。この調査はその後saveMLAKプロジェクトに引き継がれました。

4月19日、「COVID-19 : 蔵書検索を停止した図書館のバックアップを提供」をリリースしました。カーリルの内部では「キャッシュOPAC」と呼んでいたもので、分散して保存されていた過去のログデータやキャッシュを統合し、仮想的な蔵書検索サービスを立ち上げました。4月10日ごろに、サービス投入を決めてから7日間程度の開発期間で提供開始することができました。今後さらに感染が拡大した場合には、多くの図書館システムの運用が長期間、困難になることを想定しており、Twitterでは「カーリルは、いまはアクセスできなくても「あることがわかる」を可能な限り維持します。」と発信しました。

4月後半になると、拡大する感染者数を前に先を見通すことはとても困難な状況になっていました。カーリルのメンバーは、岐阜、東京、京都に分散して活動しているため、各地の状況を共有することも日課になりました。そのような中で、よりユーザー目線での新しいサービスを展開できないかという声が上がりました。これが4月28日に公開した、「カーリル ブックウォーク」につながりました。このサービスは、とにかくゴールデンウィーク前に、完成したところまでリリースすることを目標に、実質5日程度で開発が進められました。

4月24日、「COVID-19 : 学校向け蔵書検索サービスの無償提供について」を発表しました。このころになると、カーリルの社内では、「やれることはやろう」といくつものプロジェクトが並走しており、10年間のカーリルの歴史の中でも、もっとも働いたと思える瞬間でした。

5月以降、学校図書館向けの蔵書検索サービスの展開が開始されました。提供開始から約1か月で、小学校から高校まで約100校に提供されました。

今後の方針

“COVID-19と図書館”というテーマに関して、カーリルのようなウェブサービス事業者、図書館、もちろんユーザーも含め、ひとりひとりがそれぞれ記録し、それを残していく必要があります。記録を通して、今回の対応を検証し改善することができます。少なくとも、今回得られた知見は、今後の感染症対策のみならず、図書館の利用が制限されるさまざまな場面での参考となるはずだからです。まずは、その第一歩としてこのブログを書きました。

対面打ち合わせの廃止など、生産性向上への取り組みは、これまでにないスピードで浸透しました。このような中で、私たちが生き残るためにも、かつての業務スタイルに回帰する生産性の低い事業者や関係機関との取引を積極的に整理します。

パンデミックは収束しておらず、引き続き感染拡大に備える必要があります。また、COVID-19の経済への影響は甚大であり、中期的には、公共機関の予算削減による影響が懸念されます。このような場合でも図書館業務を継続できるよう、システム等のインフラコスト削減に向けた技術開発に積極的に投資します。

最後に、「災害への『しなやかな強さ』を持つMLAK機関をつくる」(MLAK=図書館、美術館・博物館、公民館)に賛同します。これまで、日々変化する状況の中でまずは「できること」に対応してきました。しかし、今後はより長期的な視点をもって取り組んでいく必要があります。そのために連携して、また議論していきます。

株式会社カーリル
代表取締役・エンジニア
吉本龍司

20万冊の仮想図書館「カーリルブックウォーク」を公開

Stay at home,Keep reading.

図書館や本屋さんを歩き回ることは、”知らない情報に出合う機会”を提供してくれます。これは「検索」や「SNS」には代替できない場として重要な機能のひとつです。カーリルブックウォークは、インターネット上で少しでもそんな体験を実現することを目指したウェブサービスです。1ページにまとめて表示された20万冊の表紙画像を自由に歩き回って読みたい本を見つけることができます。検索機能はありません!

https://blog.calil.jp/wp-content/uploads/2020/04/fab4c5049a1e3fe81b2c8c0944a0fc56.mp4

カーリルブックウォークにアクセス
https://calil.jp/bookwalk/

インターネット上の仮想の図書館

カーリルでは、次の基準で20万冊の本を選びました。

  • カーリルの読みたいリストに3名以上が入れていること
  • 国会図書館を含めた全国の公立図書館が3冊以上所蔵していること
  • openBDプロジェクトを通して書影が提供されていること

最初に表示されるのは、ランダムな順番になっていますが、みんなが読みたい順、図書館の所蔵数が多い順、出版社順(ISBN)などで並び替えることもできます。20万冊という数に意味はありません。平均的なブラウザ環境で快適にみられる数として設定しました。図書館だと中規模な公立図書館に相当します。

ぎふメディアコスモスの本棚 CC-BY Asturio Cantabrio

推奨環境

スマートフォンには最適化されていませんので、ぜひパソコンで体験してみてください。スマートフォンでもご覧いただけますが、快適できないかもしれません。

このサービスは、最新のブラウザで快適にご利用いただけるように設計されています。もはや、Internet Explorer 11では動きません。すべての表示画像を標準サイズで見ると、およそ5GBバイト程度のパケットを消費します。スマートフォンなどでご利用の際は、Wi-Fi環境のご利用をおすすめします。

本を入手する方法

現在、COVID-19の影響により多くの図書館は休館しています。また、多くの大規模書店や町の本屋さんが休業しています。さらにAmazonでは入荷制限により品切れとなる本が増えているとの情報もあります。このように紙の本の入手は、これまでと比べると格段に難しい状況になりました。

インターネット書店は出荷遅延などはあるものの動いています。大手書籍流通トーハンが運営する「e-hon」では、出版社と協力して購入時の利益を休業している書店に還元する取り組みが始まっています。また、小規模な本屋さんでは、ショッピングカートなどの仕組みを活用して、インターネット上で本を販売する動きもあります。このように、本を入手する方法には多様性があります。もちろん、読みたい本が電子書籍になっていれば、これを活用することもできます。この機会に近くの本屋さんのウェブサイトや、いつも読んでいる本の出版社のウェブサイトを訪れてみてください。「Bookstore AID基金」では、町の本屋さんを守る取り組みが進んでいます。

読みたい本が入手できないときは、とりあえず、カーリルの読みたいリストや、外部の読書支援サービスに登録しておきましょう。落ち着いてから、図書館で借りたり、リクエストしたり、あるいは本屋さんで購入してください。

開発者の方へ

このプロジェクトのために抽出したデータはオープンデータとして公開します。

20万冊の選書リスト ライセンス CC-0
https://nxc.calil.dev/bibs/isbn.json

大量アクセスに耐えられる書影画像の配信環境(このサービスのための一時的にものなので、今後はopenBDでもより高速なサーバー応答を実現予定です。その際には、このURLは将来的に無効になります。)
例 : https://nxc.calil.dev/120/9784000001885.jpg
画像サイズは 120,200,300,400,500を提供しています。
https://nxc.calil.dev/[画像サイズ]/[ISBN].jpg
書影の利用規約はopenBDプロジェクトに準拠します

図書館の方へ

カーリルでは、不急のプロジェクトを積極的に停止して、多くのリソースをCOVID-19からのリカバリーに充てていく方針をとっています。現在、多くのシステム開発会社を通して、検索技術の図書館への提供を行っていますが、積極的なプロモーションは停止しています。もちろん企業によって考え方はいろいろあると思います。しかし、このような状況下で公正で発展的なシステム調達が実現できるとは考えられず、無理に進めることはシステム開発会社にも不要なリスクを負わせることになります。各図書館にはリース更新などを積極的に活用し、今年度中の不急のシステム調達については停止することを強く要請します。

さいごに

ゴールデンウィークはカーリルブックウォークでブックウィークに、、あ、これで、カーリルにもゴールデンウィークが来ます!

COVID-19 : 学校向け蔵書検索サービスの無償提供について

学校図書館などを対象にインターネットからの蔵書検索と、申し込みを受け付ける簡易的なシステムを無償で提供します。これにより、蔵書検索システムが整備されていない場合や、早急に整備することが難しい場合でも簡易的なウェブサービスを立ち上げることができます。

サービスのイメージ

昨日(4月23日)、文部科学省が発表した事務連絡において、休館した学校図書館の取り組み事例が発表されました。この中で紹介されている「郵送等による配達貸出し」などで、カーリルが提供する業務用の横断検索APIおよび、この技術を応用して学校図書館と実験を進めていた検索サービスを活用できます。国立国会図書館やopenBD(出版社の提供する本の情報)の公開データを活用し、エクセルや業務システムで管理されている最低限の所蔵データから検索精度の高い蔵書検索サービスを実現します。また、公共図書館(公立図書館)などの蔵書もあわせて検索するなど、実施するサービスモデルに応じてカーリルが対応する全国の図書館と連携できます。

このようなサービスは、一般的には導入している図書館システムの機能を活用することが想定されますが、図書館システムを未導入の場合や、従来の図書館システムにインターネットで蔵書検索サービスを提供する機能がない場合にも活用いただけます。

休館の拡大に伴い業務用の検索サービスの需要が低下しているため、この余剰リソースを活用します。ユーザーの希望があれば5月初旬には提供が開始できる見込みです。詳しくは以下のよくある質問に掲載のPDF版資料(5/2追加)をご確認いただき、カーリルまでお問い合わせください。

なお提供期間は定めていませんが、サービス開始からすくなくとも24か月程度は安定的に提供いたします。なお、郵送サービス等にあたっては、物流負荷を考慮の上、無理のない運用を検討しましょう。

文部科学省の事務連絡から抜粋

(追記)よくある質問

お寄せいただいた質問のうち公開可能なものは随時ここに掲載します。

Q.個人情報の取り扱いはどうなりますか

原則としてカーリルがデータを蓄積する必要がありませんので、直接、図書館や学校に予約申し込みを送信する機能を提供します。(あくまで受付までで、受付後の管理については提供しません)アクセスログを含むパーソナルデータはプライバシーポリシーに基づいて厳重に取り扱います。

Q.デモ画面はありますか(5/1追加)

デモサイト(カーリル高校の蔵書検索)を用意しました。

Q.詳しい資料が欲しいのですが(5/2追加)

PDF版資料を作成しました

Q.予約連携先としてMicrosoft Formsには対応できますか。(5/12追加)
Microsoft Formsには外部連携機能が現在のところ実装されておらず、対応できません。

Q.公民館の図書室などでも使えますか(5/13追加)
対応いたします。ご相談ください。

Q.カート機能のデモ画面はありますか(5/15追加)
カート機能のデモサイトを用意しました。

Q.学校再開後でも使えますか(5/23追加)
もちろんご利用いただけます。

Q.大学図書館でも使えますか(5/23追加)
もちろんご利用いただけます。

COVID-19 : 蔵書検索を停止した図書館のバックアップを提供

Stay at home,Keep reading.

(6月1日アップデート)

鴻巣市立図書館は、6月1日から蔵書検索システムの運用を再開しました。

(5月13日アップデート)

台東区立図書館は、5月12日から蔵書検索システムの運用を再開しました。

(5月12日アップデート)

秋田市立図書館は、5月12日から蔵書検索システムの運用を再開しました。

(5月8日アップデート)

大田区立図書館は、5月8日から蔵書検索システムの運用を再開しました。
豊島区立図書館は、5月8日から蔵書検索システムの運用を再開しました。

(4月23日アップデート)

鎌ヶ谷市立図書館は、4月23日から蔵書検索システムの運用を再開しました。

(4月21日アップデート)

新たに蔵書検索システムを停止した以下の図書館について「キャッシュOPAC」の運用を開始しました。町田市立図書館は4月21日から蔵書検索システムの運用を再開しました。

キャッシュOPAC 蔵書冊数 推定網羅率 出典など
秋田県秋田市 623,277 34% *(5月12日再開)
埼玉県鴻巣市 447,349 57% *(6月1日再開)

(4月16日発表)

COVID-19への対応として図書館の蔵書検索サービスを停止することには何ら合理的理由がなく、短期的な資料の入手性に関わらず、検索サービスは引き続き維持されるべきです。実際にカーリルでの検索回数は、多くの図書館が閉館したあとも4割程度の減少にとどまっています。

しかし、一部の図書館は蔵書検索システム(Web-OPAC)やウェブサイトをシャットダウンしており、従来提供していた電子資料や、所蔵情報などにもアクセスすることができなくなりました。影響は今後長期化する見込みであり、地域ユーザーの利便性が低下するだけではなく調査・研究などへの影響も懸念されます。

この問題に対応するため、本日(2020年4月16日)から検索できくなっている480万冊の蔵書を対象に過去の検索データ(キャッシュ)を統合した「キャッシュOPAC」の運用を開始しました。「キャッシュOPAC」では、統計上は全蔵書のおよそ70パーセント程度を網羅していますが、除籍(廃棄)された資料も含まれている可能性があります。

キャッシュOPACのトップページ

「キャッシュOPAC」は、カーリルが提供するすべてのAPIに透過的に統合されます。これにより、これまで通り図書館の蔵書はカーリル検索結果に表示されます。また、カーリルのAPIを活用した各種ウェブサービスやアプリにおいても本日から利用できます。図書館の業務システムでカーリルのAPIを活用している場合も、従来の蔵書検索システムの代替としてキャッシュが表示されます。特別な対応は不要です。

各キャッシュOPACのトップページとデータ網羅率は以下のとおりです。各図書館のサービス再開まで運用を継続する予定です。

キャッシュOPAC 蔵書冊数 推定網羅率 出典など
東京都台東区 635,709 71% * (5月12日再開)
東京都大田区 1,916,958 65% *(5月8日再開)
東京都豊島区 803,376 75% *(5月8日再開)
東京都町田市 1,170,302 70% * (4月21日再開)
千葉県鎌ケ谷市 301,619 45% *(4月23日再開)
合計 4,827,964
カーリルでの表示例(キャッシュと表示されます)
停止している図書館ウェブサイトへのアクセス(参考)

図書館のウェブサイトは国立国会図書館が提供するインターネット資料収集保存事業(WARP)から停止前の情報にアクセスできる場合があります。