カーリルオリジナルバッグできました☆ 図書館総合展で先行販売!

図書館を利用する、本が好きな方々のために、カーリルこだわりのオリジナル図書館バッグを作りました。

”A library book, I imagine, is a happy book.”
Cornelia Funke
コルネーリア・フンケ (1958-)

コルネーリア・フンケは、ドイツでもっとも著名な児童文学作家の一人です。
代表作は、冒険ファンタジー『竜の騎士』など。これまでに数多くの児童文学賞を受賞しています。

A library book, I imagine, is a happy book. (図書館の本は、幸せな本だなぁ)というこの言葉は、”If I was a book, I would like to be a library book, so I would be taken home by all different sorts of kids. A library book, I imagine, is a happy book.”(もし私が本だったら、図書館の本になりたい。だっていろんな子どもがおうちに連れて帰ってくれるから。図書館の本は、幸せな本だなぁ)というフンケの言葉の一部です。

フンケの、本への愛や、子どもたちへの愛が感じられる言葉だと思いませんか。

***

フンケの素敵な言葉を冠した、図書館に持っていきたい、カーリルこだわりのバッグです♪
◇厚手の生地で、本を保護
◇底と横のマチで、厚みのある本でも持ち運び可能
◇A4サイズまで入るので、雑誌も楽々入る
◇環境に優しいエコマークつき

このバッグを、図書館総合展で特別先行販売します!

図書館やカフェ、職場や学校へのお供にどうぞ。

※実際のバッグの色は、ブラウザで見えているものとは異なる場合がございますのでご了承ください。

<関連リンク>
図書館総合展
コーネリア・フンケ

Mashup Awared 6 応募締切。予想を大幅に上回る応募ありがとうございました!

カーリルがAPIを提供している、Mashup Awards 6 の募集が11月8日で締め切られ、応募作品が出そろいました。
カーリル図書館APIを使ったマッシュアップサービスも19作品応募されました。
数あるAPIの中でもGoogleやYahoo等と並び注目を集めました。

例えば、iPhoneアプリやAndroidアプリ、Webサービスなど、様々な作品が集まっています。
蔵書を探せるものから、他のサービスと組み合わせて近場の情報を見られるものもあり、眺めているだけでも楽しくなってきます。

あなたも、お気に入りのサービスを探してみてはいかがでしょう?

応募作品一覧はこちら。

授賞式は、12月4日(土)です。
結果発表は続報をお待ちください。

図書館APIは既に多くのアプリケーションによって利用されています。
今後も図書館の共通基盤としてご活用頂くために、より安定的でアグレッシブな運用を目指します。
新APIも続々投入予定。お楽しみに。

<関連リンク>
Mashup Awards 6
カーリル図書館API 応募作品一覧
[カリブロ]カーリル図書館APIで賞金100万円をゲットしよう! ~Mashup Awards 6~
カーリルアプリケーションギャラリー

カーリルと早稲田文学のコラボが決定! 「WB」誌上で、カーリルレシピとの連動企画が始まります

文学ファンの皆様にお知らせです。

このたび、早稲田文学のフリーペーパー「WB」誌上で、
WBとカーリルとのコラボレーション企画が始まることになりました。

WBは、早稲田文学が発行する “文学と哲学、思想のフリーペーパー” です。
川上未映子さんや、斎藤美奈子さん、モブ・ノリオさんら、そうそうたる執筆陣が名を連ねており、毎号とても読み応えがありますよね。

WBの皆さんには、以前からカーリルに注目していただいており、これまで、三号にわたってカーリルの開発思想や、カーリルが描く未来像などについて掲載していただきました。
(カーリルのブログ: フリーペーパー「WB」にカーリルの取材記事掲載!

取材などの機会にお会いするうちに意気投合し、このたび、WB誌上にて、カーリルとのコラボレーション企画が始動することが決まりました。名付けて、「カーリル×WB ウチのオススメ(レシピ版)」。

この企画は、カーリルユーザーのみなさんが投稿した、本の紹介ページ「カーリルレシピ」の中からこれはというレシピをWBの編集者がピックアップし、編集者視点のコメントと共に、それをWB誌上に掲載するというものです。あなたが書いたレシピに、プロの編集者のコメントがもらえるかもしれません!
(※選ばれたレシピの作者の方には、事前にご連絡いたします)

また、カーリルサイトでは、WBに掲載されたレシピに「WB掲載マーク」が付きます。

ウェブ上に投稿した本のレシピが、紙のWB誌面に掲載されるという今回の連動企画は、ウェブと紙との融合を考える上でも、おもしろい試みになることと思います。

「カーリル×WB ウチのオススメ(レシピ版)」掲載第1弾は、2010年秋号です。(11月17日頃配布開始予定)
どんなレシピが掲載されるのか、お楽しみに。


11月24日(水)~26日(金)の図書館総合展でも、WBのバックナンバーを配布します!
ぜひカーリルブースにお立ち寄りください。

<関連リンク>
フリーペーパー「WB」
WB設置場所はこちら
カーリルレシピ

ハマクリ! でカーリルの中の人に会おう☆ 10/29(金)19:00〜

クリエイターの集い”ハマクリ”で、カーリルの中の人に直接話を聞いてみよう!
今回のイベントには、デジタルやITなどの分野で図書館に関わっている人が大集合。
図書館なんてアナログだと思っている人も、ぜひ一度話を聞いてみませんか?

▼イベント概要
『HAMA-CRE!V.60 ~図書館からつくる未来のライブラリー~』
2010年10月29日(金) 19:00〜21:30
横浜メディアビジネスセンター1F“ヨコハマ NEWS ハーバー” APPLAUSE
事前予約 1000円 当日 1500円(いずれもフリードリンク付)
カーリルからは代表の洛西一周がゲストとして出演します。
お申し込みはこちらから

※詳細は公式HPをご覧下さい。

【ハマクリHAMA-CRE! とは?】
クリエイターやクリエイティブ関連の人々がヨコハマに集い、作品の発表やセミナー・講演・制作秘話等を聞く交流ミーティングサロン。
映像、CG、デジタルクリエイター、アート、それ以外の各分野のクリエイターでも主旨に賛同する人であれば誰でも参加可能。2004年から月1回のペースで開催を続け、今回で60回を迎えます。(公式HPより)

当日は、カーリルも出展する図書館総合展の説明もあります。
ちょっと楽しい企画の話が聞けちゃうかも。
皆様のご来場お待ちしています☆

<関連リンク>
HAMA-CRE!V.60 ~図書館からつくる未来のライブラリー~

【論文】カーリル開発の核心〜コンセプト、組織、技術〜

既存の図書館システムとは大きく異なる開発組織、自治体を横断する検索機能、超短期間の開発、Twitterなどによるユーザー参加型の開発はどのように実現されたのか。

それらのヒントになるような情報をまとめた論文を雑誌「専門図書館」に寄稿しました。その論文をPDFで公開しましたので、お知らせします。

目次
1. はじめに

2. 開発の背景

3. 楽しい図書館検索システムの提案
 3.1 本と出会う楽しみを提供
 3.2 検索を使って図書館を広報する
 3.3 地域資源の中心地としての図書館
 3.4 図書館にない本も検索
 3.5 外部サービスと連携して利便性を高める

4. 開発手法
 4.1 開発チームの構成
 4.2 開発期間とモチベーション
 4.3 ユーザーフィードバックに基づく修正

5. カーリルのシステム
 5.1 マッシュアップの活用
 5.2 開発言語
 5.3 分散処理
 5.4 図書館クラス
 5.5 OPACの管理
 5.6 図書館APIによる図書館システムの拡張
 5.7 図書館APIの利用例

6. 課題
 6.1 技術的課題
 6.2 ビジネスモデルの模索
 6.3 対応図書館の拡大

7. おわりに

…GoogleやAmazonなどの大規模な検索エンジンが一般に普及する中で、図書館システムも大きな曲がり角を迎えている。GoogleやAmazonは検索対象となる情報量が膨大であるだけでなく、高速であることや、検索結果の並び方が秀逸であること、利用方法がシンプルであることなど、それまでの検索エンジンの常識を覆し、広く一般に普及し、検索という行為を「日常的な行為」にまで落とし込むことに成功した。これに対して、日本の公共図書館システムは、規模、速度、精度、操作性において劣っていると言わざるを得ない。公共的な資金を毎年何十億という規模でつぎ込んでいる日本の公共図書館システムはなぜ対抗できないのだろうか。

本稿では、我々が日本の公共図書館システムのレベルアップも視野に入れて2010年3月に公開した日本最大級の図書館蔵書検索サイト「カーリル」 (http://calil.jp/)について紹介する。….

PDFダウンロード

本稿は専門図書館協議会発行機関誌「専門図書館」242号(2010年7月号)に掲載されたものです。

さらに開発技法に興味のある方は、以下の書籍をあわせて読むとより理解が深まります。

パターン、Wiki、XP

アート・オブ・アジャイル デベロップメント ―組織を成功に導くエクストリームプログラミング

Joel on Software

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