ここからはこもれび大和田図書館のおとまり会の様子をレポートします。
おとまり会の案内は児童コーナーの読書机の上や、貸出カウンターにも。

おとまり会に参加するぬいぐるみたちは、3時からのおはなし会に子どもたちと一緒に参加。
その後記念撮影をして、図書館に預けられます。
夜8時、図書館が閉館すると、いよいよぬいぐるみたちの活動が始まります。

今回はスタッフが3班に分かれて撮影することになりました。
それぞれどのぬいぐるみを担当するか選びます。

児童コーナーや閲覧席、書架の間で遊んでいるぬいぐるみたち。
自動貸し出し機を使っている子も。




本棚によじ登ったり、貸出用のバーコードリーダーを使うぬいぐるみまでいます。



写真が撮れたら、PCにデータを取り込んで子どもたちに渡す写真を編集します。

子どもたちに渡す写真が完成。ぬいぐるみたち。素敵!
最初にテンプレートを作っておいて、撮影した中から何枚か写真を選んではめ込んでいくんだそうです。

ぬいぐるみや子どもの年齢に合わせた絵本をセット。
選んでいる図書館員さんも楽しそう。

ぬいぐるみは翌日、持ち主に返却されます。
その際、図書館員さんたちが選んだ絵本を「こんな絵本を読んでみてはどうですか? 昨夜ぬいぐるみが読んでいたよ」と、一緒に渡すそうです。
ぬいぐるみをきっかけに、もっとたくさんの本と触れ合ってほしいという思いから始めたということでした。
実は図書館員が一番楽しんでいた、ぬいぐるみおとまり会、いろんな図書館に広がるといいですね。








そもそも、出会い系図書館プロジェクトって? 「実際の図書館で人と人が出会えたら楽しいなと思い”図書館がより楽しく使えるように”ということを目指し、人と本が集まる場としての図書館の役割について話していける場が作れたらと思い企画しました」by 主催者@eri_twinさん(筑波大3年)出会い系図書館プロジェクトwebサイト
このチームで軸になったのは「コンセプト」。図書館自体に出会いの雰囲気をつくるわかりやすいコンセプトがあれば利用者も行きやすい、イベントがなくてもふらっと足を運ぶだけで人と本に出会えるなど、実際の図書館づくりに具体的に落とし込めそうな形に少しずつまとまり、最終発表時には次のような結論が出ました。
変わって、チーム伊藤では 「出会い系図書館の可能性」ということで、今までの間接的(例:sizukuさん、kumoriさん)ではネット上のやり取りやソーシャルネットワークを介してしか出会えなかったというところに着眼。間接的から直接的な出会いにシフトしていくことが重要で、”直接的に出会う事=楽しい”ということを根付かせたい。図書館の静か?草食系?という今までのイメージをかえることが必要との結論になりました。