カーリルが学校図書館で使える。新サービス「カーリルスポット」はじまります!

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 日本最大の図書館蔵書検索サイト「カーリル」は、学校図書館や、企業図書館向けのシステム連携サービス「カーリルスポット」の提供を開始しました。
カーリルスポットの導入により、現在対応している6,200館以上の図書館に加えて、小中学校や高校、企業内の図書館でもカーリルの充実した検索機能を利用できます。既存の図書館システムとの連携により、手軽に導入できる仕組みを提供します。

サービスの特徴

  • カーリルスポットはインターネットに公開していないOPAC(非公開OPAC)との連携機能です
  • 校内・社内LANに接続されたパソコンやスマートフォンから利用できます
  • 生徒や従業員の利用が多い近隣の公共図書館や、大学図書館の本をあわせて検索・案内できます
  • 本の表紙画像や各種ウェブサービスのレビューなどをあわせて表示できます
  • 図書館システムとシームレスに連携し、追加の負担なく導入できます

カーリルスポット対応図書館システムについて

カーリルスポットAPIに対応した図書館システム

※カーリルスポットの利用料金は無料です。
※導入について詳しくは、カーリルまたは図書館システムの提供元までお問い合わせください。
プレスリリースPDF

図書館の最新テクノロジーが集結「図書館総合展」に出展します

カーリル図書館総合展に出展します!


図書館総合展公式サイトより。カーリルがウェブのデザインを担当しました!)

カーリル図書館総合展に出展するのは、今年で3回目。
皆様の応援のおかげです、ありがとうございます!

図書館総合展とは 、図書館を使う人、図書館で働く人、図書館に関わる仕事をしている人達が、“図書館の今後”について考え、「新たなパートナーシップ」を築いていく場です。当日会場では、図書館にまつわる様々なフォーラムやプレゼンテーション、多様な団体によるポスターセッション、そして企業による最新の技術や動向が伺えるブース出展など、様々な企画が行われます。
図書館総合展公式サイトより)

■第14回図書館総合展■
 期間:2012年11月20日(火)〜22日(木)
 会場:パシフィコ横浜
 入場料:無料
 図書館に興味のある方なら、どなたでもご来場頂けます。

⇒ご希望の方に、カーリルから無料招待券をお送りします。
 こちらからお申し込みください。

今回の図書館総合展では、カーリルの新サービス新製品を発表します。
また、ブースに来て頂いた方にはちょっとしたプレゼントをご用意する予定です。
一緒に新しい図書館の未来を考えませんか?

ご希望の方には、カーリルから無料招待券をお送りします。(招待券なしでも無料で入場できます。)
皆様のご来場お待ちしています。

(杉山@カーリル
<関連リンク>

第14回図書館総合展(公式サイト)
図書館総合展無料招待券申込フォーム

山手線一周、図書館カードを作る旅に挑戦!

カーリルの杉山です。図書館って、誰でも気軽に無料で利用できるもの。
でも利用できることを知らない人って多いなーと、最近思ったのです。
調べてみたところ、山手線沿線の区では、都内在住者なら誰でも利用者カードを作ることができそうです。そこで、東京23区内在住のワタクシ、勇んで山手線を一周する計画を立ててみました。

題して「山手線一周、図書館カードを作る旅」!

勝手ルール

勝手に決めたルールは以下の通り。
  • 山手線が通っている区を全て回る(計11区)
  • 山手線以外の電車は使わない
  • 図書館で利用者カードを作ったら、館内を一通り見て回る(合計30分くらいで)

用意は周到に

そして準備したものはこちら。
  • カメラ…回った図書館の証拠写真を残します
  • 23区の地図…ちょっと古いしアナログですが、信頼感あり
  • 身分証(運転免許証)…カードを作る際に現住所が確認できるものが必要です
  • スケジュール表…事前にルートを決めて、かかる時間もチェック! 8時間強と見積もり

歩きやすい格好で、いざ出発です!
果たしてスケジュール通りに一周できるのでしょうか。

 *  *  *

◆9:00 中央区立京橋図書館

23区内の図書館は多くのところが9時開館。
9時前には、既に開館を待つ人たちの姿が見られました。
 

京橋図書館は、区役所と隣接しています。
後ろに見える高い建物が中央区役所。同じ敷地内なので間違える人が多いのかな。
市役所から図書館に入ろうとしたのは私です。

入り口には図書館の案内がありました。
 
建物に入って右手に、貸出・返却カウンターがあり、利用者カードはすぐに作ることができました。
図書館の中央にレファレンスデスクがあり、階段で書庫に降りられるようになっているようです。入ってみたい。。下の階には、一般の人も入れる地域資料室もありました。
朝早いこともあって、混んではいませんでしたが、小さいお子さん連れのお母さんや定年退職したくらいの年の方が多かったです。
 


カードを作って館内を一回りしたら、次に向けて出発です。
有楽町駅までは、徒歩13分の距離。

 
有楽町駅に到着。いよいよ山手線に乗って出発です。

今回はここから北上して、反時計回りに一周する計画を立てています。

 ↓  ↓  ↓

2駅進んで神田駅。

 
図書館までは駅からたった4分なのですが、進んでいる方向がわからなくなって早速迷いかける。
タバコ屋のおばちゃんに道を聞いたらすぐそこでした。
 

◆10:13 千代田区立神田まちかど図書館

神田まちかど図書館は、小学校と隣接しています。太鼓を練習する音が聞こえました。
図書館の一角に学校図書室があり、一般の利用者も学校図書室の本を借りることができるそうです。面白いつくりですね。

こちらも時間が早いためか、定年退職したくらいの方が多くいらっしゃいました。

利用者カードも無事に作れました。
 
カードだけ作って帰るつもりだったのですが、DVDの棚で気になるタイトルを発見。思わず借りてしまいました。全部の図書館でやっていたら荷物が大変なことになるよー。
 
図書館入口の向かい側にはお稲荷さんが祭られていました。徳川時代の初めころに伏見稲荷の御分霊として移された由緒ある神社だとか。
 
 

↓  ↓  ↓

神田駅から更に北上し、今度は日暮里で下車します。

駅から徒歩10分。
わかりやすい目印がなく、曲がる道を間違えそうになって人に道を聞きながら歩きます。

 
この辺りはお寺が多く、そこら中に霊園があります。お散歩してる方もちらほら。
コンビニでもお参り用の花を買うことができます。

 

◆11:00 台東区立谷中コミュニティセンター図書室

この建物の2階部分が図書室です。
写真の右手には大きな広場があり、こどもたちが走り回っていました。
 
入り口には新刊の案内が。
横長のワンフロアに本棚が並び、窓から爽やかな風が入ってきてとっても気持ち良い空間でした。
私が生まれる前に刊行された大きな画集や、下町の魅力を紹介する雑誌『谷根千』など、ゆっくり読みふけりたい本がたくさん。
 
この谷中コミュニティセンター、平成24年11月から建替え工事のため2年間休止するそうです。行ってみたい方は、お早めにどうぞ。

↓  ↓  ↓

次の図書館へは、電車を使わずにそのまま歩きます。徒歩20分。 
 
よみせ通りを通ります。上の地図でいうと、右に曲がった辺りから。

途中、谷中ぎんざを通り過ぎます。そっちの商店街もブラブラしたい。

延命地蔵さま。長寿を祈ろうと思いましたが、延命とは違うのかな?

 
 

◆11:54 北区立田端図書館

田端図書館前には、区のコミュニティーバスが止まります。
 


入り口には区民センターの情報コーナーがありました。
図書館は建物の2階で、エレベーターも利用できます。
コンパクトにまとまってはいるものの、雑誌の種類も多く、明るく清潔で過ごしやすそうな印象を受けました。児童書コーナーの机にはメダカの泳ぐ水槽があり、爽やか。

利用者カードは11ぴきのねこのイラスト入り。かわいい!

 ↓  ↓  ↓

次はお隣文京区へ行くのですが、大きな道路を挟んですぐの距離。ご近所の方は、2館利用できて便利ですね。

 
図書館を出て正面の細い道を進みます。

道路の向かい側に赤レンガの建物が見えて来ます。この裏側が図書館(最初迷った)。
元は都電事務所と車庫だったそうで、隣の講演には都電車両がありました。

 

◆12:20 文京区立本駒込図書館

 この時点で、予定より10分遅れ。でもまだまだ焦りません。

本駒込図書館は、広ーいワンフロア内に色んな資料がゆったりと並べられていました。
入ってすぐの特集コーナーには、文京区図書館を使った調べる学習コンクールの入賞作品が展示されていたり、児童コーナーには「こまちゃんへの手紙(*)」と回答がまとめてあったり、ゆっくり見たくなるものがたくさん。

*こまちゃん:多分本駒込図書館のゆるキャラ。子どもたちからの手紙に返事を書いたりしている模様。

 森鴎外生誕150年事業も色々あるようです。気になる。

 ↓  ↓  ↓

次の図書館へも歩いて行きます。山手線は駅同士の間隔も短いし、歩ける範囲に色々あるんですね。

ここも商店街のようなところを通って行きます。

先日焦がしてしまったフライパンの、気になるセールを横目にどんどん歩きます。既にちょっと疲れて来ました。

駒込駅に到着! 線路下のトンネルをくぐって進みます。

 

◆13:02 豊島区立駒込図書館

図書館への入り口がわからず、敷地をぐるっと回ってみたらありました。こちらも赤レンガの建物ですね。

入り口付近には自転車がいっぱい。人気の程が伺えますね。

ちょうど昼休みの時間帯ということもあってか、利用者が多く、ビジネスマン風の人が目立ちました。お昼休みに図書館にふらっと立ち寄れるなんてうらやましい!
YA(ヤングアダルト)コーナーには、中学生手書きの本のおすすめコメントの掲示があり、入り口近くには都区内の様々な行事や施設のパンフレットコーナーもありました。
ちょっと都内の様子を知りたいときに重宝しそうですね。

この時点でワタクシ、計画表にお昼休憩を入れ忘れたことに気づきました。
空腹のまま一周することも考えたのですが、日頃の運動不足が災いし、若干疲れが出てきたので昼食をとることに(公園でパンをかじる)。大幅なタイムロス発生。

 ↓  ↓  ↓

次にやってきたのは新大久保駅。韓流の町ですね。

 
駅前には韓流タウンの案内図があり、お兄さんがパンフレットを配っていました。

駅からは徒歩9分。ほぼ真っ直ぐだし、すぐに着くだろうと思っていたら、人が多くてなかなか進めない。。お昼過ぎでちょうど人通りが多い時間だったのでしょうか。

 
何やら飲食店のようなお店の前に集う人々。この辺りが一番混雑してました。
 
 

◆14:02 新宿区立大久保図書館

韓流通りの喧噪を抜けた辺りで、左に曲がるとすぐのところに大久保図書館はありました。到着時点で予定を50分程オーバー。ちょっと焦る。
 
建物は図書館と地域センターが併設されています。

場所柄、館内の案内板には日本語・韓国語・中国語を併記しているものがあり、韓国語や中国語の雑誌や書籍のコーナーが充実していました。
すごくちっちゃい手塚治虫全集がガラスケースに展示されており、時間があれば全巻読破したいところでしたが、ただでさえ時間がおしているので断念。

 
 

↓  ↓  ↓

続いてやってきたのは、若者の街・原宿。 
 
無謀にも、竹下通りを通るルートを選択。韓流タウンで人ごみに懲りたつもりですが、今更予定のルート変更は致しません。
 
いざ、竹下通りへ突入。でも平日で思ったほど人が多くなくて、意外とスルスル歩けました。

 

◆14:43 渋谷区立中央図書館

平成22年5月にリニューアルオープンしたそうで、新しくてきれいな建物です。
こちらは1〜4階が図書館、5階は会議室などのスペースになっています。
さすが中央図書館、広い!

入館すると、 右手の児童コーナーでちょうど「よみきかせ会」が始まるところ。
幼稚園くらいまでの子どもとお母さんたちが『はらぺこあおむし』の朗読を真剣に聞いていました。

2階に上がってすぐのところにはファッションの特設コーナーが。場所柄でしょうか。
それから、教科書コーナーもありました。小学校から高校までの教科書がずらりと並んでおり、見比べてみても面白そうです。

 
自動貸出機があるとのことだったので、一冊借りてみました。自動貸出機、初めて使ったけど、簡単! カウンターが混んでいるときにも便利ですね。
今度はこの本を読んで、すごい虫を探す旅に出てみようかしら。
 

 1階にある喫茶室には、飲料の自販機と、手作りお菓子の販売コーナーがあります。
休憩している時間はなかったので、買って帰りました。調べものなどで長時間滞在したいときに、飲食できる場所があるのは助かりますね。

 

↓  ↓  ↓

原宿駅から3駅進み、目黒駅にやって来ました。ところで目黒駅って品川区にあるらしいですね。なんだか騙された気分。

目的地は駅から徒歩12分。川沿いを歩くのは気持ち良さそうです。

権之助坂の途中にある和食屋さんらしきところ。水槽でふぐが泳いでいます。

目黒川。春は川沿いにずっと植えられている桜がとってもきれいなんだそうです。

 

◆15:53 目黒区立目黒区民センター図書館

川沿いの道から区民センターの敷地に入る場所がわからずうろうろし、結局大回りして到着(知らぬ間に通り過ぎていた模様)。予定から1時間遅れです。方向音痴万歳!

こちらの図書館、フロアが変わったつくりですね。

中央にカウンターがあり周囲が書架なのですが、書架は中2階や半地下みたいになっていて、ちょっと迷路っぽいです。小さい子どもだったら探検したくなる感じ。本用のエレベーターがありました。

目黒区の利用者カードにはさんまくんがいます。以前お邪魔した八雲中央図書館では、テーブルもさんまの形になっていました。

 
 

↓  ↓  ↓

次に訪れたのは大崎駅。
残るはあと2館、日も傾いて来て少しずつ涼しくなってきました。
 
南口の方は開発が進んでいて、大きなオフィスビルが並び、通路が整備されています。ビジネスマンがいっぱい。

せっかくなので、整備された通路を通ってみようと思ったら、またしても迷う。
道行く人が親切だったのに救われました。

 

◆16:41 品川区立大崎図書館

大崎図書館は坂の上にありました。
階段を上る手前にブックポストがあるのが嬉しい。

1階は入って左手に児童コーナー、真っ直ぐ進めば一般書があります。奥に行く程天井が高くなっていて、開放感があって気持ちがいいです。
 
2階は”ビジネス支援図書館”。
見たこともないような業界紙や会報などが壁一面にぎっしり詰まっています。インターネットのデータベースも色々使えるようです。

保存期限が過ぎた書籍を配布していたので、携帯用はんだごてを持ち歩くほど溶接作業が好きな@ryuuji_yへのお土産に、一冊頂きました。

 
 

↓  ↓  ↓

 
そしてついに、最後の駅にやって参りました! 田町!
 
図書館までは駅から徒歩4分と近いですね。

駅から続く歩道を使えば、大通りで信号待ちをする必要はありません。

 

◆17:23 港区立三田図書館

三田図書館、多くの利用者でにぎわっていました。ちょうど仕事が終わる時間帯だからか、特にサラリーマン風の方が多かったように思います。
2階に裁判の判例集を集めた棚があり、どれだけ多くの裁判が行われているのかとびっくり。3階は自習室とラウンジ。ラウンジでは飲食できるようです。

4階は郷土資料館になっていて、クジラの骨にさわれるとか。開いてたら見てみたかった!
こちらは図書館の入り口にあったガソリン計量機。パッと見は電灯っぽいですよね。旧赤坂区役所でつかわれていたものだとか。

ラスト、港区立図書館の利用者カード!

 
 *  *  *
 

まとめ!

こうして、18時頃ようやく山手線一周図書館利用者カードを作る旅は終わりました。
所要時間約9時間。長かった!
 
カードを並べてみると壮観です。
 

私が回った以外にも、沿線にはたくさんの図書館があります。順番や館を変えて、チャレンジしてみても面白いかもしれません。(紹介した図書館の中には、都内在住でなくても利用者カードが作れるところもたくさんあります! こちらでチェックしてみてください。

今回は紹介しませんでしたが、山手線の内側には国立国会図書館や東京都立中央図書館もあります。誰でも利用可能ですので、未体験の方はぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

それから、都立多摩図書館では10月14日(日)に、編集者で書評家でもある松田哲夫氏の講演会「書籍の明日(あした)、雑誌の明日(あした)」が行われるそうです。ご興味のある方、どうぞご参加ください。

(杉山@カーリル

 

(2012/10/4追記)
荒川区も山手線が通っているというご指摘を頂きました。おっしゃる通りです。大変失礼しました。。そしてもちろん、誰でも図書館カードを作れます!
荒川区立図書館も組み込むのであれば、日暮里駅下車後、外側へ向かって荒川区立日暮里図書館でカードを作って、そのまま日暮里駅を横切って台東区立谷中コミュニティセンター図書室に行く日程を組むかな。計画にプラス46分。4つの図書館を歩いて回ることになりそうです。

<関連リンク>
東京都の図書館一覧
山手線沿線図書館めぐりの旅スケジュール表
あなたがカードを作れる図書館をチェック!|東京図書館制覇!

高校選びは図書室が決め手! 学校図書館スタンプラリーが開催中

好きな本がたくさん置いてあってリラックスできる図書室がある高校、行ってみたいと思いませんか?

8月20日(月)~23日(木)まで、東京都内の13の高校で、中学生と保護者を対象とした「東京 高校・学校図書館スタンプラリーが行われています。
図書館を見ると学校がわかる!? をテーマに、図書館見学やブックトーク等のイベントを開催中。

早速カーリルで、スタンプラリーの様子を取材してきました。

お邪魔したのは東京都立広尾高等学校です。

図書室の入り口には、スタンプラリー期間中のイベント案内が。
広尾高校では、図書室の開放だけではなく、毎日ブックトークやPOP作り体験等を行っています。
(イベントの一覧は、公式サイトをご覧ください

初日の20日は、田沼恵美子さん(奥多摩町立氷川中学校司書)によるブックトークを聴く会が行われました。

赤ずきんの人形を使って自己紹介する田沼さん。
実はこの人形、おばあさんに変身し、最後はオオカミになっちゃうんです!

熱心にトークを聴く参加者たち。

ブックトークで紹介された本はこちら。
最初のこわーいストーリーテリングから、どんどん話題が広がって、最後は空想の動物の紹介に至ります。田沼さんの語り口が絶妙で、物語に引き込まれてしまいました。
紹介された本はこちら。

この中でも特に『ふしぎの国のアリス』は、高校英語を勉強すれば原作を読めるので、ぜひ原作の軽快な文章を味わってほしいとのことでした。
紹介された本を手に取って読んでいる人たちも。

ブックトークの後、参加者はそれぞれ自由に図書室内を見学していました。
お気に入りの本を見つけて読みふける人、どんな本が置いてあるのか詳細に見て回る人など様々。

広尾高校は進学校なので、大学受験資料も充実しています。

スタンプラリーに参加する中学生のために、中学生が主人公の本の特集コーナーも用意されていました。(⇒中学生が主人公の本をまとめて検索

野球関連本の棚には、生徒が作ったボードも。

スタンプラリーに参加中の中学生は、「本が好きなので高校の図書室を見てみたくて参加しました。高校見学の一環という意味もあります。もしかしたら図書室が高校選びの決め手になるかもしれません。期間中にもう一校回る予定です。」と話してくれました。
高校生活3年間を過ごす上で、本好きにとって図書室の雰囲気は大切ですよね。
このスタンプラリー、2年前に行われた「高等学校図書館フェスタin大阪」を参考に企画したそう。
たくさんの中学生に、各高校の図書館を見学してほしい。高校の雰囲気を感じてもらい、受験の役に立ててほしいと、準備委員会代表の丸岡さんがおっしゃっていました。
東京 高校・学校図書館スタンプラリーは8月23日(木)まで。
2校以上回ると、特製しおりと「中学生におすすめの本」の冊子がもらえます。
開催校とイベント詳細は公式サイトをご覧ください
受験校に迷っている中学生のみなさん、ぜひ参加して高校図書館を体験してみませんか?
カーリルでも全国図書館スタンプラリーを開催中です。こちらにもぜひご参加ください。
<参考リンク>

全国の小学生100人が考えた「夢の図書館」がすごい

8月3日~5日の3日間、国立オリンピック記念青少年総合センターで「わくわく子ども読書キャンプ」が行われました。ここでは、キャンプを通して友達に読書の楽しさをや大切さを伝える「子ども読書大使」の育成を目指しています。
今年で5回目。全国38都府県の読書活動優秀実践校など49校の小学校5・6年生96名が参加。ワークショップでは「わたしたちの夢の図書館」を考えました。
カーリルは、3日目のワークショップ発表会に潜入し、子どもたちがどんな図書館を夢見ているのかを探ってきました!
 * * *
本番直前。入念にステージでの発表練習を行います。

「あー、うまくいくかな。緊張する!」

さあ、いよいよ発表の時間です。グループは全部で10班。順番に見ていきましょう。
◇自家発電もできる「ECOドリームブックタワー」
まずは1班。
こんな図書館であってほしいという意見を出し合ったのがこちら。
例えば図書館は「全てが自由な場所」。読むことも感じることも自由、自由に時間を過ごすことができる場所が理想とのことです。

それらの理想を叶えてくれる夢の図書館が「ECOドリームブックタワー」。
観光地にあるタワー型の図書館で、駅から直通になっているとのこと。風力発電やソーラー発電に加え、階段の上り下りでも発電ができちゃいます。余った電気は電力会社に売って、本を買うお金に充てるそう。

入館時に本を返却する際には、汚れ探知機「ピー」を通さなくてはなりません。本が汚れていると警告音が鳴る仕組みです。皆が借りるものなので、本の汚れや破れを素早く探知してくれます。なんと今なら59,800円! お買い得です。
館内には、世界の図書館にワープできる入り口もあります。ゲートをくぐるとそこはイギリス。ハリーポッターの本を借りるには、英語で依頼しないと通じません。

他にも、目の見えない人が気軽に読書できる、読み聞かせロボットがいる階、水族館のある階、展望台と露天風呂がある階などがあり、色々な体験ができるようになっています。休日に家族皆で遊びに行けそうですね。

◇別館はまるで物語の中のお菓子の家

次は2班です。
こちらは3階建ての本館と別館に分かれています。
本館の1階は図書館で、パソコンに読みたい本を入力すると、ロボットがどこにでも本を運んでくれるそう。ウイーン、ガシャ、ガシャ、ガシャ。

2階はコンピュータルームと読書ルームがあり、調べたいことをじっくり調べられます。
3階では、本をムービーにすることができるそう。素敵な機能!
屋上では、緑の中のハンモックに揺られながら本を読めます。

別館のお菓子館は、まるでお菓子の家。チョコの香りがするドアや、クッキーやグミでできた壁があり、食べることもできます。本にカバーをかけてあるので、もちろんお菓子を食べながら読んでもOK。
もう一つの別館・古代館は縄文時代をイメージした竪穴式。冬はこたつにあたりながら、夏は涼みながら本を読むことができ、火おこしの体験もできちゃいます。

また、クリスマスや誕生日には本をプレゼントしてくれるという素敵な図書館だそうです。

◇本を借りるとポイントがたまるサービスも

つづいて3班。
テーマは「ブックパラダイス」。タワー系とお城系の図書館が日本にあり、後々は海外や宇宙にも同様に展開していくそうです。窓からはエッフェル塔や自由の女神、ビッグベン等、様々な景色がみえます。館内にはお笑い芸人が来て場を盛り上げてくれるとか。また、音楽を聴きながら本を読むこともできます。楽しそうですね。

本を借りるとポイントがつき、ポイントが溜まると景品がもらえます。また、今まで読んだシリーズ物の新刊が出ると貸出してくれるサービスもあります。

館内には自動本売機が設置されています。読みたい本が貸出中の時や、読んだ本を手元に置いておきたい時等にその場で買えて便利ですね。

◇館内にホテルを併設。「ハテNA図書館」

お次は4班。
この班は、朝のニュース形式での発表です。アナウンサーが、スカイツリーの形をした「ハテNA図書館」が開館したことを伝えます。この新しい図書館は、どんな図書館なのでしょうか。

ハナNAのハは「ハイテク」のハ。移動図書館に電話するといつでも家に来てくれ、世界中の翻訳された本が読めます。図書館内には行きたい場所をバーチャル体験できるブースや、3Dの立体画像が見られる図鑑もあります。
図書館にはホテルも併設されており、飲食もできます。また図書館は24時間営業なので、いつでも好きなときに本を借りられます。
泥棒がすぐにわかるセンサーもついているので、悪いことはできませんよ。

館長や司書さんへのインタビューも。この図書館を作ったのは疑問(はてな)を解決してもらうためとのこと。また図書館の中はゆっくりリラックスして本が読めるようになっているそうです。いいですね。

◇図書館は宇宙船。宇宙の果てでも出張します

5班の発表を見てみましょう。
図書館は宇宙船の形をしており、宇宙人のスタッフもいます。年中無休・24時間営業で、空を飛ぶこともできるので、宇宙への出張もお手の物。

1階には図書館、本屋、広場があります。自分の好きな本の世界に入れる機械があり、登場人物になって本の世界を楽しむこともできちゃいます。本屋で本を買ったり、広場で絵の展覧会を見たり、楽しむ方法が色々。

2階には雑貨店、飲食店。パソコンルーム、リラックスルームがあります。食べ物はリラックスルームに持ち込みができます。マッサージを受けてからの読書もいいですね。

屋上には噴水や流れるプール、遊具等があり、思い思いに読書を楽しめます。図書館の本は防水なので、プール持ち込みOK! ピクニックができる芝生もあって、天気のいい日はとっても気持ち良さそうです。

◇休日には家族で行きたい空の上の図書館

6班の発表はどうでしょう。
テーマは、皆が楽しめて使いやすい「空の上の図書館」。地上からはエレベーターで行くことができます。
1階には子ども部屋、子ども向け図書館、大人向け図書館があります。窓からの景色は抜群。親が子どもを安心して遊ばせられるように、目の届く場所に子ども部屋があるのがポイントです。

2階にはゲーム室とレストラン、体験室があります。ゲーム室では、本の世界をゲームとして楽しめます。体験室では本の世界に入ることができます。例えば車の部屋に入ると、免許が取れて運転もできちゃいます。そして、レストランでの飲食は全て無料。食事も楽しめるなんていいですね。

3階には書庫があり、膨大な蔵書が収められています。勉強の部屋は、調べ学習等に集中したい場合に便利。お掃除おばさんロボットがいつも清潔にしてくれるので、ちょっとくらい消しゴムのカスを落としてもへっちゃらですね。また、本を作る部屋もあります。自分だけの本を作って、図書館に展示したり持ち帰ったりできます。
図書館は移動式なので、全国どこへでも飛んで行きます。たくさんのお申し込みをお待ちしています!
◇図書館が毎月模様替え。おしゃれな亀の”BOOK LAND”
7班はスタートから劇仕立て。
昨日行った図書館は堅苦しくてつまらなかった、という子どもたちに博士と助手たちが、夢の図書館「タートル BOOK LAND」を紹介します。
「図書館」だと静かで堅苦しい感じなので「BOOK LAND」とつけて楽しいイメージにしたそう。

このBOOK LANDは亀の背中にあるため移動ができ、動きがゆったりしているのでリラックスできます。中には資料室、子どもの部屋、読み聞かせコーナー、赤ちゃん施設、体育館、カフェ、ホール、勉強部屋等があります。疑似体験コーナーで、本で読んだことを体験したり、家庭科室で本の中に出てくる料理を作ったりもできます。
枝の上の本作りコーナーでは、自分で好きな本を作ることができ、図書館に置いてたくさんの人に見てもらえます。

外の木にはたくさんのブルーベリーが実っており、かわいい動物がたくさん住んでいます。この亀は陸上では時速1km、水中では時速80kmで移動します。女の子でおしゃれ好きのため、毎月甲羅の模様が変わります。来月は水玉やストライプになってるかも。

少年たち、楽しい図書館があるってわかったかな? また利用したまえ、と博士は優雅に去って行くのでした。
◇閉館後に真剣ミーティング。サービスを改善するには

8班のメンバーは、図書館員となって、閉館後に図書館をより良くするためのミーティングを行います。どんなアイデアが出てくるのでしょうか。
まずサービス面では、図書館を移動図書館として、多くの人が利用できるようにします。24時間毎日開館し、貸出期間を1ヶ月間とする。気に入った本は購入できるようにする、宅配サービスをするというのはどうでしょうか。

ドーム型の天井を利用して、プラネタリウムを上映したり、自作の絵本や詩、小説等が出版できても面白いと思います。イベントコーナーで、月に1回図書新聞を作ったり、オススメ本を紹介し合ったりもいいかもしれません。体験コーナーで、理科の実験ができたり、五感を使えるようなゲームがあるといいと思います。

世界の料理や国旗、遊びや洋服がわかるコーナーをつくり、外国語の本を日本語訳してくれる機械を導入したいです。皆が楽しめる「誰でもコーナー」を作りたいです。点字の本を増やしたり、リクエストすると朗読してくれたりというサービスを提供します。
読書スペースを増やし、庭に植物を植えて気持ちのいい空間を作るという提案をします。あと、飲食店で大人が飲めるコーヒー等のドリンクの種類を増やしたり、パン等の軽食を置きましょう。

「皆の想いを形にする」を大切に、夢の図書館を作るぞー! と、気合いを入れて締めくくりました。
◇ピラニア注意! 動物と触れ合えるブックワールド
9班です。
テーマは「くつろげて楽しめるブックワールド」。どんな夢の図書館が出来上がるのでしょうか。本の形にした模造紙を使って案内してくれました。

図書館の外には木の部屋があり、本がたくさんあります。動物や魚の図鑑が中心です。丸太に座ったり、ハンモックに座って本を読んだり、動物に触れ合うこともできます。食べられる木の実も豊富。池にはスイミーもいます。ピラニアもいるので泳がないように注意!

図書館の床には人工芝が生えており、天井はガラス張りになっています。世界中のあらゆる種類の本が揃っています。見つからなかったら検索機を利用できます。外国語の本を翻訳してくれる機械もあります。体験コーナーでは、本の世界に入って楽しめます。レストランでは軽食がとれます。お話の部屋では七夕等のイベントも開催されます。

◇図書館では誰でも魔法使いになれる

最後は10班です。
大切にしたのは、年齢関係なく誰でも楽しめる図書館であるということだそう。
できあがったのは「ツリーハウス図書館」。外側は色付きのガラスでできていて、ツリーハウス型です。

中では本に関係する様々な魔法が使えます。読みたい本を自分の所に呼んだり、本の中に入り込んで物語を体験することもできます。本を借りるとポイントが溜まり、ポイントで図書カードや本がもらえます。図書館の外にいる場合も、配達サービスで本を届けてもらえます。返却は郵便ポストでもOKです。
図書館には世界中の本があり、魔法で自動的に翻訳されているので、すぐに読むことができます。図鑑を開くと3Dの動物や魚が出て来ます。家族で個室が利用でき、壁が防音になっているので大きな声を出しても大丈夫です。幻の動物ユニコーンや、手伝ってくれる本ロボットがいます。

もっと本を好きになってもらうためにも、夢の図書館を実現したい・・・と締めくくろうとするところで、オバケ(?)が登場。逃げろー!

 * * *

講評は埼玉県三芳町立図書館副館長の代田知子さん。

図書館には本が好きな人がたくさん来てくれますが、あんまり本が好きじゃない人が来てくれないという悩みもあります。皆さんの発表で参考になることがたくさんありました。例えば、読みたい本があれば家に届けてくれる、というのは図書館員に求められているものではないかと、胸にずっしりと刺さりました。と、各班の発表の講評と感想を発表なさいました。

また、代田さんは一冊の本を紹介。『雨あがりのメデジン』です。本を読みたくても、字を習っていなくて読むことができない少年たちが図書館で巻き起こす騒動とは?
本の話になると、子どもたちの目はより一層真剣味を帯びていました。

最後に、参加した子どもたちにインタビューをしました。

登場人物になって本の物語を体験する、というアイデアを10班で発表した植田章嗣くん(滋賀県湖南市立下田小学校6年)は、土日限定のイベントとして開催したい。もし自分が体験するなら『夢をかなえるゾウ』の主人公になってみたい、と話してくれました。

小松原知拓くん(福岡県新宮町立新宮小学校5年)は、キャンプに参加したメンバーは皆話しやすく、仲良くなれた。皆のおかげで楽しめた。帰ったら学校の友達に読書の面白さや素晴らしさを伝えていきたい、と話してくれました。

子どもたちもこれからの図書館に期待いっぱい。皆さんの夢の図書館はどんな図書館ですか?

(杉山@カーリル
<参考リンク>

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