東日本大震災のカーリルへの影響について

東北・関東大震災及び、長野・新潟地区での地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
まだ余震が続き、避難所等で不安な日々を過ごす方もいらっしゃるかと思います。
カーリルも、復興に向けてできる限り支援を行いたいと考えております。
またサービスの提供を通して、微力ながら、皆様が日常を取り戻すお手伝いをしていきます。

日本中力を合わせて、この苦境を乗り切りましょう。

今回の地震によるカーリルへの影響は以下の通りです。

◇サービスの提供について◇
サービスは通常通りのご利用が可能です。停止予定はありません。
(ただし、現在一部図書館の検索が利用できません)

・カーリルのサーバーは日本(東京、岐阜)と米国(西海岸、他)に分散されており、今回の地震および停電の影響を受けておりません。
・東北地方のカーリル対応図書館システムは広範囲に停止しているため、蔵書の有無が確認できない状態です。
・停止している図書館のシステムが復旧次第、カーリルでも確認/対応予定です。

◇図書館の復興や、被災地での図書館の活動を応援します◇
“SAVE THE LIBRARY”
大震災で広範囲の図書館が被害を受けています。
復興に向けて、生活物資の充実の後、子供達への本の提供など図書館の果たす役割も大きいと考えています。
カーリルは図書館の被災情報・救援情報を集めるsave the libraryを応援します。
各県がまとめた図書館の被害状況は、以下をご参照ください。秋田県 宮城県 福島県

今後とも適時、本ブログにて情報を更新して参ります。
ご不便をおかけしますが、ご理解のほどお願いいたします。

カーリルスタッフ一同

Code4Lib 2011参加報告会&Campに参加しています(Live中継中)

本日は、日本の図書館界でさまざまな新しい取り組みを行っている「Code4Lib JAPAN」のイベントに参加しています。
uStream Live中継へ!


Code4Lib 2011のセッションについて発表する田辺さん

「Code4Lib」は、図書館員・研究者・企業など多様な図書館システム関係者が集結して、発表や情報交換ができる場を提供している世界規模のNPO法人です(米国が中心)。ウェブサイトを見ると、キャッチフレーズは”Coders for libraries, libraries for coders”とのこと。日本語にすると、「図書館のための開発者、開発者のための図書館」ということになりますね。両者が一体となって新しいものをつくるという趣旨が感じられる言葉です。

ウェブサイトは、米国のWebがこちら( http://code4lib.org/ ) 日本法人はこちら( http://www.code4lib.jp/ )。

日本ではまだ立ち上がったばかりですが、そのCode4Lib JAPANが今週末に開発キャンプイベントを実施しています。

本格的な開発キャンプは明日からですが、本日(3/5)の懇親会は、だれでも参加できるとのことですので、ぜひご検討ください。カーリルからも洛西が参加しています。

uStreamでLive中継中 ハッシュタグは #c4ljp
http://www.ustream.tv/channel/code4lib-camp
質問、意見などもこちらまで。

詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.code4lib.jp/2011/01/360/


事務局の藤田さん


報告会会場

【カーリルアカデミア】NACSIS-Webcat参加組織情報への連携を開始

カーリルアカデミアが更に充実しました!

大学図書館の多くが参加している「NACSIS」の参加組織情報に、カーリルから連携を開始しました。
今までの基本情報に加え、もう少し詳しい情報が参照できます。

例えば、こんな形に。

カーリルはこれからも、皆様にとってより使いやすく便利なサービスになるよう、外部機関とも連携してサービスの充実に努めます。

*** 図書館の方へ *** 

図書館詳細ページで貴館をアピールしませんか?
写真を載せたり、自館の取り組みを紹介したり、ニュースのRSSも掲載できます。
例えばこんな風に。
皆様のご協力で成り立っております。
ぜひ一度お問い合わせください。

<関連リンク>
NACSIS-CAT
国立情報学研究所
[カリブロ]図書館員の皆様へ カーリルで図書館を紹介しませんか?
カーリル|図書館の方へ

【図書館の方へ】カーリルラボ/OPAC+実験参加図書館を募集します

一緒に楽しいOPACの発展を考えてみませんか。

カーリルではIFrameによる図書館システム拡張の可能性について実験しています。
IFrameとJavaScriptを使うと、図書館システムの開発会社に頼まなくても、簡単に図書館システムの機能拡張が出来るようになります。もちろん、図書館員や運用次第では市民が開発に参加することもできます。まずはアイデアをいただければカーリルのエンジニアがいろいろ実験してみることも出来ます。

カーリルではこのプロジェクトによる開発成果をオープンソースで広く公開します。

▽例えば。。
書誌情報のページから、カーリルやグーグルブックスへの外部連携機能を追加してみました。

開発なんてしたことがない、という方も大歓迎!
まずは一般公開はしないクローズドな実験でも構いません。
図書館システムをよくして行こうという気概のある図書館のご参加お待ちしています。

ご協力くださる方、ご質問等は下記へご連絡ください。
>>お問い合わせはこちら

***

また、図書館員の皆様にぜひご参加頂きたいイベントをご紹介します。
日本のライブラリアンの情報技術活用促進や、図書館の機能向上、利用者の満足度向上等を目指すCode4Libのイベントです。
技術者でなくてもどのようなことができるのか、考えてみませんか?

▽Code4Lib 2011参加報告会&Camp
2011年3月5日(土) 13:00~
@南青山会館
>>詳細はこちら

「カーリルローカル」をリリース。図書館検索を変えていきます。もう一度。

2011年2月1日 Nota Inc プレスリリース

日本最大の図書館検索サイト「カーリル」
様々な組み合わせの図書館横断検索サイトが5分で構築できる
「カーリルローカル」の運用を開始しました

カーリルでは2月1日から、キーワード検索による図書館資料の横断検索に対応した「カーリルローカル」の運用を開始します。これまでカーリルで提供していたISBNのある書籍の所蔵情報に加え、地域資料や行政資料・映像資料など図書館の所蔵するすべての資料に対応します。従来のカーリルのもつ特徴とカーリルローカルの持つ網羅性を組み合わせ、より利便性の高い検索を実現します。

クラウドで高速な横断検索を実現
クラウドと分散メモリキャッシュの活用により、コストを最適化しながら効率的に並列検索することが可能になりました。検索結果を解析するスクレイピングエンジンを最適化し安定した検索速度を実現します。
各システムをクラス化するアプローチにより、図書館システムの更新に自動的に追随し迅速に対応します。

行政単位の枠を超えた自由な組み合わせ
従来の横断検索システムは都道府県の単位で導入されています。それぞれ異なる操作性や運用で都道府県を超えた連携は困難でした。カーリルローカルでは都道府県別の横断検索を代替できるだけではなく、カスタムサーチ機能により更に柔軟な組み合わせが可能になります。

 ★例えばこんな横断検索を開発して公開できます。
  もちろんプログラミングは不要です。
   ・海の見える図書館横断検索
   ・干潟のある町横断検索
   ・小田急線沿線横断検索 etc…

Gov 2.0を先導する標準図書館APIの構築を目指す
カーリルではこれまで提供してきた所蔵情報に加え、すべての図書館の書誌情報に自由にアクセスできるAPIを提供予定です。この取り組みにより多数の外部開発者が参加し、スマートフォンなどの様々な端末から図書館が使いやすくなることはもちろんのこと、図書館同士の新しい連携の枠組みや、外部との連携による新しいサービスの実現なども期待できます。またCode4Libなどの外部団体と連携し、APIの標準化を推進します。

カーリルローカルでは2月1日現在、インターネット上に検索システムを公開している公共図書館の約7割に対応しています。今後は公共図書館の対応率を向上するとともに横断検索のニーズの多い専門図書館などにも積極的に対応を進める予定です。

【アドレス】
http://calil.jp/local/

【 Nota, Inc.について】
所在地:10 S. 3rd St. Floor 3 San Jose, CA 95113 米国
代表/CEO : 洛西 一周
設立:2007年12月
Email: contact@calil.jp
http://notaland.com/company

>>プレスリリースPDF版

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