COVID-19 : 蔵書検索を停止した図書館のバックアップを提供

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(6月1日アップデート)

鴻巣市立図書館は、6月1日から蔵書検索システムの運用を再開しました。

(5月13日アップデート)

台東区立図書館は、5月12日から蔵書検索システムの運用を再開しました。

(5月12日アップデート)

秋田市立図書館は、5月12日から蔵書検索システムの運用を再開しました。

(5月8日アップデート)

大田区立図書館は、5月8日から蔵書検索システムの運用を再開しました。
豊島区立図書館は、5月8日から蔵書検索システムの運用を再開しました。

(4月23日アップデート)

鎌ヶ谷市立図書館は、4月23日から蔵書検索システムの運用を再開しました。

(4月21日アップデート)

新たに蔵書検索システムを停止した以下の図書館について「キャッシュOPAC」の運用を開始しました。町田市立図書館は4月21日から蔵書検索システムの運用を再開しました。

キャッシュOPAC蔵書冊数推定網羅率出典など
秋田県秋田市623,27734%*(5月12日再開)
埼玉県鴻巣市447,34957%*(6月1日再開)

(4月16日発表)

COVID-19への対応として図書館の蔵書検索サービスを停止することには何ら合理的理由がなく、短期的な資料の入手性に関わらず、検索サービスは引き続き維持されるべきです。実際にカーリルでの検索回数は、多くの図書館が閉館したあとも4割程度の減少にとどまっています。

しかし、一部の図書館は蔵書検索システム(Web-OPAC)やウェブサイトをシャットダウンしており、従来提供していた電子資料や、所蔵情報などにもアクセスすることができなくなりました。影響は今後長期化する見込みであり、地域ユーザーの利便性が低下するだけではなく調査・研究などへの影響も懸念されます。

この問題に対応するため、本日(2020年4月16日)から検索できくなっている480万冊の蔵書を対象に過去の検索データ(キャッシュ)を統合した「キャッシュOPAC」の運用を開始しました。「キャッシュOPAC」では、統計上は全蔵書のおよそ70パーセント程度を網羅していますが、除籍(廃棄)された資料も含まれている可能性があります。

キャッシュOPACのトップページ

「キャッシュOPAC」は、カーリルが提供するすべてのAPIに透過的に統合されます。これにより、これまで通り図書館の蔵書はカーリル検索結果に表示されます。また、カーリルのAPIを活用した各種ウェブサービスやアプリにおいても本日から利用できます。図書館の業務システムでカーリルのAPIを活用している場合も、従来の蔵書検索システムの代替としてキャッシュが表示されます。特別な対応は不要です。

各キャッシュOPACのトップページとデータ網羅率は以下のとおりです。各図書館のサービス再開まで運用を継続する予定です。

キャッシュOPAC蔵書冊数推定網羅率出典など
東京都台東区 635,70971%* (5月12日再開)
東京都大田区1,916,95865%*(5月8日再開)
東京都豊島区803,37675%*(5月8日再開)
東京都町田市1,170,30270%* (4月21日再開)
千葉県鎌ケ谷市301,61945%*(4月23日再開)
合計4,827,964
カーリルでの表示例(キャッシュと表示されます)
停止している図書館ウェブサイトへのアクセス(参考)

図書館のウェブサイトは国立国会図書館が提供するインターネット資料収集保存事業(WARP)から停止前の情報にアクセスできる場合があります。

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