「カーリルローカル」をリリース。図書館検索を変えていきます。もう一度。

2011年2月1日 Nota Inc プレスリリース

日本最大の図書館検索サイト「カーリル」
様々な組み合わせの図書館横断検索サイトが5分で構築できる
「カーリルローカル」の運用を開始しました

カーリルでは2月1日から、キーワード検索による図書館資料の横断検索に対応した「カーリルローカル」の運用を開始します。これまでカーリルで提供していたISBNのある書籍の所蔵情報に加え、地域資料や行政資料・映像資料など図書館の所蔵するすべての資料に対応します。従来のカーリルのもつ特徴とカーリルローカルの持つ網羅性を組み合わせ、より利便性の高い検索を実現します。

クラウドで高速な横断検索を実現
クラウドと分散メモリキャッシュの活用により、コストを最適化しながら効率的に並列検索することが可能になりました。検索結果を解析するスクレイピングエンジンを最適化し安定した検索速度を実現します。
各システムをクラス化するアプローチにより、図書館システムの更新に自動的に追随し迅速に対応します。

行政単位の枠を超えた自由な組み合わせ
従来の横断検索システムは都道府県の単位で導入されています。それぞれ異なる操作性や運用で都道府県を超えた連携は困難でした。カーリルローカルでは都道府県別の横断検索を代替できるだけではなく、カスタムサーチ機能により更に柔軟な組み合わせが可能になります。

 ★例えばこんな横断検索を開発して公開できます。
  もちろんプログラミングは不要です。
   ・海の見える図書館横断検索
   ・干潟のある町横断検索
   ・小田急線沿線横断検索 etc…

Gov 2.0を先導する標準図書館APIの構築を目指す
カーリルではこれまで提供してきた所蔵情報に加え、すべての図書館の書誌情報に自由にアクセスできるAPIを提供予定です。この取り組みにより多数の外部開発者が参加し、スマートフォンなどの様々な端末から図書館が使いやすくなることはもちろんのこと、図書館同士の新しい連携の枠組みや、外部との連携による新しいサービスの実現なども期待できます。またCode4Libなどの外部団体と連携し、APIの標準化を推進します。

カーリルローカルでは2月1日現在、インターネット上に検索システムを公開している公共図書館の約7割に対応しています。今後は公共図書館の対応率を向上するとともに横断検索のニーズの多い専門図書館などにも積極的に対応を進める予定です。

【アドレス】
http://calil.jp/local/

【 Nota, Inc.について】
所在地:10 S. 3rd St. Floor 3 San Jose, CA 95113 米国
代表/CEO : 洛西 一周
設立:2007年12月
Email: contact@calil.jp
http://notaland.com/company

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