9/17(金)のU40プレミアセッションに、カーリル洛西・吉本が参加します!

U40 – Future Librarian プレミアセッションに、カーリルの開発者、洛西と吉本がトークゲストとして参加します!

・図書館に興味がある
・図書館の未来について語らいたい
・カーリルについて生で聞いてみたい
などなどお考えの方、オープンなイベントですのでぜひいらしてください☆

***
U40 – Future Librarian宣言(案)
・図書館をもっと元気で、すばらしい未来を生み出す場にするために汗をかき、智恵を絞る。
・図書館に対して関心を持つすべての人々に対して、常にオープン。
・上の世代のこれまでの尽力に思いを馳せつつ、下の世代を育て、図書館コミュニティーの持続的な発展のためにふるまう。
公式HPより)
***

▼東京会場(洛西が参加) ⇒ブログ

日時 2010年9月17日(金)19:00-21:00
会場 HUB銀座コリドー店
定員 60名
会費 4,000円(料理+ドリンク飲み放題)
洛西がゲストとして参加します。

東京会場のゲストをご紹介します
U40 – Future Librarian 2010 プレミアセッションの東京会場が決まりました

▼名古屋会場(吉本が参加) ⇒ブログ

日時 2010年 9月17日(金)19:00~21:00
場所 flat cafe〈フラットカフェ〉名駅店
定員 30名(予定)
費用 2000円(料理+1ドリンク)
吉本がゲストとして参加します

カーリルの中の人、名古屋会場に現る!!
東海(名古屋)会場の基本情報

▼参加申し込み
U40プレミアセッション2010申込フォーム

参加者全員で、図書館業界を盛り上げていきましょう♪
みなさんとお会いできるのを楽しみにしています!

<関連リンク>
U40 – Future Librarian 2010
U40-Future Librarian on Twitter @f_librarian

カーリルアプリケーションギャラリー

*このコンテンツは、カーリル上で古くなったデータを移行したものです。情報は掲載時点のものです。

図書館の未来へようこそ

カーリルの提供する図書館APIを利用して日々、新しいアプリケーションが生まれています。
誰に対してもオープンで、できるかぎりシンプルで、どれだけアクセスしてもびくともしないAPI。
それは、多くのライブラリアンや開発者が待ち望んでいたものでした。
みんなでつくる便利で魅力的なアプリケーションがあなたの図書館ライフを変えていきます。

iPhone

全国の図書館の蔵書検索ができるiPhoneアプリ。書架を模したデザインがおしゃれです。検索履歴の表紙が表示されて便利です。

“お子様が読みたがっている本を借りに図書館へ…けど貸し出し中だった!書架探索アプリ「ショカタン」が解決します!”

by mindsoftware Co., Ltd.(開発者)

ショカタンのページへ

全国の図書館の蔵書検索ができるiPhoneアプリです。GPSを使って現在地周辺の図書館を表示することができます。AppleのAppStoreの「ニューリリースと注目作品」でも紹介されました。

“全国の図書館員のほか、一般の方にも使って頂きたくて作りました。みなさまの読書ライフがもっと便利になりますように・・・”

by Artisan Force(開発者)

ライブラリアンのページへ

ライブラリアン

android

全国の図書館の蔵書検索ができるAndroidアプリです。「図書館に慣れ親しんでほしい」というコンセプトで開発されたそうです。

“見やすいインターフェースと簡単な操作がポイントね!” ”シンプルに使えて、検索距離や表示件数を設定できるのは便利だぜ!”

by アンドロイダー

ナビリブのページへ

ナビリブ

全国の図書館の蔵書検索ができるAndroidアプリです。「貸出可」の本が見付からなかった場合に登録しておくと、毎日自動蔵書チェックを行い、借りられるようになったら通知してくれます。

“持ち運べる、カメラ、24時間ネットにつながるという携帯電話の特性と、Android特有のサービスやIntentといった機能を駆使し実装しました。”

by 英吉(開発者)

“バーコードを読み取れる機能は便利だぜ!”

by アンドロイダー

図書館検索のページへ

図書館検索

Web

Amazonのページに最寄りの図書館の蔵書状況を表示できるツール。Firefox Add-onとChrome Extensionが提供されています。

“僕は読書量が増え、図書館は使ってもらう機会が増え、Amazon は売り上げ増、というみんながハッピーになるツール!!”

by 石原淳也(開発者)

“いわゆるライフハック系のソフトウェアであり、公共のサービスを活用する意味でも有意義なソフトウェアだ。

by MOONGIFT

Libronのページへ

i-mode、ezweb、softbankに対応しています。 図書館の蔵書が検索できるだけではなく、近くのカフェを探すこともできます。 図書館で借りた本をカフェで読むというライフスタイルが提案されている点がすてきです。

“図書館の啓蒙の一環として作りました。みんなもっと図書館に手塚治虫の「奇子」とかが平気で置いてあるという事実に気づくべきなんだ。”

by EG(開発者)

Lilac::図書館蔵書検索モバイルのページへ

Lilac::図書館蔵書検索モバイル

高専の研究室が運営する、英語の本の多読を支援するためのサイトです。 語数やジャンルなどから英語の本を探すことができます。 貸出状況の表示にカーリルAPIが使われています。

“目指せ100万語!!英語の本を楽しもう”

by ハイパーメディア研究室(開発者)

tadoku naviのページへ

tadoku navi

twitterで”@calilun「○○県△△市」で「著書名」借りられる?”と聞くと、貸出可能かどうか答えてくれるTwitter botです。本に関するつぶやきにも癒されます。

“「司書さんに会いに図書館に行く」を電子化できればと思い作成しました。”

by wiroha(開発者)

かーりるんのページへ

かーりるん

図書館連携

千葉県の野田市立図書館のホームページ。本の書誌詳細ページに、カーリルの書誌ページへのリンクがあります。 また、RSSを利用して、トップページにカーリルレシピが表示されています。 新しい技術を取り入れて先駆的な取り組みをされている図書館で、公共図書館の可能性を感じることができます。

“通勤先・通学先の図書館なども比べていただき、より便利に図書館をご利用いただく一助となれば、と存じます。”

by 野田市立図書館

野田市立図書館のページへ

野田市立図書館

国立国会図書館の蔵書、デジタルライブラリー、論文などを横断検索できるサービスです。市町村立図書館の所蔵検索に「カーリル」のシステムが利用されており、検索結果に表示された書籍が近くの図書館にあるかどうかを調べられます。

“開発版を試行公開することで広くご意見をいただき,それを反映させながら利用しやすいシステムに仕上げていきたいと考えている。”

by 国立国会図書館総務部情報システム課

国立国会図書館サーチ(開発版)のページへ

Freedom of Library

カーリル、WISH2010でasahi.com賞を受賞!

wish2010_award

WISH2010にカーリルがノミネートされ、8/28にNota Inc代表・洛西がプレゼンテーションを行いました。

日本のWebの未来を担う最先端をその目で見ようと、会場には多くの人が。
当日はニコ生・USTREAMでも中継、大注目イベントにプレゼンターとして参加させて頂き、メンバーは大興奮でした。

多くのすばらしいサービス、製品とともにカーリルも発表。
懇親会では色々な方にお声掛け頂き、たくさんのご意見を頂きました。
ありがとうございます。

カーリルは、asahi.com賞を受賞!
また、会場投票では1位を獲得しました!
応援して下さった皆様、ご投票下さった皆様、ありがとうございました。

WISH2010大賞は、カーリルからもリンクを貼らせて頂いているブクログのパブーさんでした。
さすがの貫録です、おめでとうございます!
⇒結果一覧はこちら

ウィッシュたんと洛西
(手には受賞記念の盾)

カーリルはこれからも、日本最大の図書館ポータルサイトを目指して新しいことに取り組んでいきます。
引き続き、応援よろしくお願いします!
ご意見・ご要望も随時受け付けていますので、お気づきの点がありましたら是非お寄せ下さい。

WISH2010「WISH 2010」とは、日本のウェブの未来を担うような可能性のある「サービス」や「端末」を、参加者全員で発掘・共有・応援しようというイベントです。・・・
⇒詳細は公式HPをご覧ください。

▽当日の様子
パネルディスカッション、プレゼンテーションや懇親会の様子などの写真がアップされています。
http://bit.ly/c6JoP5
http://bit.ly/aBUnIf
http://bit.ly/ch39wM

<関連リンク>
WISH2010公式HP
ブクログのパブー
カーリル 図書館API
カーリル アプリケーションギャラリー

【特別インタビュー】達人に聞く、図書館制覇の楽しさ

色んな図書館を、自分の目で見て感じたい。
そしてたくさんの方に伝えたい。

東京23区内の区立図書館246館を全て制覇(訪問)し、訪問記をまとめたサイト
「東京図書館制覇!」を運営するTakeniさんこと竹内庸子さんにお話を伺いました☆

******************************

--最初は思いつきで「制覇」って名前にしたんです--
最初に図書館訪問記を書き始めたのはブログなんです。
2005年にブログが流行った時、私もブログを始めたのですが、普通の日記を書いても、知り合いに読んでもらえる程度でつまらない。だから何かテーマを決めようと思い、図書館巡りをすることにしました。ただ周辺の図書館に行くだけではありきたりなので、「東京図書館制覇!」という名前にして、23区の公立図書館を全て回ることにしたんです。

--制覇には3年かかりました--
思いつきで23区の全図書館を回ることにしたものの、始めてしばらくしてから、いったい全部で何館あるのかと数えてみたらびっくり! 200館以上あったんです。

全ての図書館を制覇するには、3年弱かかりました。長かったです(笑)。

最初の頃は週に1,2回程度の訪問だったので、1年間での達成は絶対無理。その後もう少し訪問頻度を上げたので、頑張れば2年で達成できるかという期待もあったのですが、そのペースを維持できずに未達成。3年目は最初から「今年こそは」と思って、ときには仕事を後回しにしながらも、年末ぎりぎりに制覇を達成しました。

--今でも情報は少しずつ更新しています--
23区の公立図書館は一通り訪問したので、今はちょっと休憩の時期です(笑)。でも、新しい図書館が次々と建ちますし、既存の図書館の改築もある。大きな変更がない図書館でも、職員さんの工夫で中の様子は日々変わっています。そうした現在の各図書館の様子が伝わるサイトになるよう、一度行った図書館を再び訪問して、少しずつ更新しています。23区の図書館の公式HPも月に2~3回チェックしています。

新しい図書館が建っても、なかなか訪問記を書けずにいると、早く書いて欲しいというメールをいただいたりもします。リクエストにすぐにお応えできないこともありますが、熱心に読んでいただいて嬉しいです。

そのようにして今でも23区の図書館を回り続けているので、都下の図書館にはいつまでも進出できずにいます。ここ都立中央図書館も、何回か利用しているのですが、広すぎてまだ訪問記は完成していません。都立中央図書館の見学ツアーにも参加したことがあり、訪問記のためのメモは溜まっているのですが、書きたいことが多い図書館ほど、なかなか訪問記が完成しない。嬉しい悩みです(笑)。

--図書館によってそれぞれ個性がある--
図書館巡りをするうちに、図書館の資料を読むことだけでなく、図書館を訪れること自体が面白くなってきました。図書館をどう運営していくかは、区によってさまざまなんです。同じような図書館をあちこちに作って、地域によって不公平がないようにしている区もあれば、大きい中央図書館と小さい地域図書館の差をつけて、用途によって使い分けできるようにしている区もあります。区内の複数の図書館の役割をどう振り分けるかにも、各自治体の色がでていて面白いです。

--小さい図書館のほんわかした雰囲気が好きです--
どの図書館もそれぞれいいところがあるのですが、どちらかといえば小さい図書館の方が好きです。小さい地域図書館は、子どもや常連さんの利用者と職員さんが互いに顔見知りであることも多く、ほんわかした雰囲気なんです。子どもが図書館に入るなり、職員さんに大きな声で、こんにちは! と挨拶する。そんなやり取りに出くわすと、こちらも嬉しくなります。

大きな図書館は資料も設備も充実していて便利ですが、大きければよいというものではないと思います。来館者数や貸出冊数が図書館の事業評価に使われたりしますが、図書館の機能の中には数字だけで測れないものもある。例えば、放課後の小中学生の居場所の一つであるというのも、図書館の役割では。ただ本を貸しているというだけでなく、人と人とのふれあいがある図書館の方が好きです。

--「東京図書館制覇!」をご覧の方へ--
私が気付いていない、その図書館の特徴やお薦めポイントなどがあったら、ぜひ教えて欲しいです。一度だけしか訪問していない図書館もあり、普段から利用している人の方がいろいろご存知だと思います。地元の図書館のいいところをアピールしてくださるメールは、読んでいるこちらも笑顔になります。今後もマイペースで更新していくので、よろしくお願いします。

*******
「制覇」って、交通網の発達している東京だからできたことだと思うんです、と話して下さった竹内さん。
地方の図書館は、また形も位置づけも違うかもしれない、と、興味津々のご様子でした。
カーリルのスタンプラリーは、そんな興味にこたえられるかも。
みなさんも、身近な図書館を回って竹内さんを超えてみませんか?

◆プロフィール◆
Takeni(タケニ)/竹内庸子(タケウチヨウコ)
Twitter: @Takeni
2005年にブログ「東京図書館制覇!」をスタート。約3年かけて東京都23区内の図書館を制覇(訪問)。IT関連の仕事をしながら、日々情報を更新し続けている。

◆運営サイト◆
東京図書館制覇!
東京図書館制覇!blog版

◆取材地◆
東京都立中央図書館
「東京都立中央図書館は、有栖川宮記念公園の緑に囲まれた中にあり、貴重資料から身近なビジネス・医療資料まで揃っている図書館。東京に関する資料もたくさんあるので、研究している方はもちろん、東京散歩の寄り道場所としても楽しめます。5階のカフェテリアからの眺めも素敵です。」(Takeniさん)

<関連リンク>
⇒⇒カーリル・スタンプラリーに参加しよう!
⇒⇒カーリルが「東京図書館制覇!」と連携

岡崎市立中央図書館事件に対するカーリルの見解

2010年8月21日付の朝日新聞において、岡崎市立中央図書館におけるホームページ大量アクセス事件に関する報道がありました。

図書館システムに対するカーリルの対応

カーリルは、全国5,200館以上の図書館の蔵書情報を統合して検索できるウェブサービスを提供しております。このサービスは全国の図書館システムに対して機械的にアクセスを行うことにより実現しており、今回逮捕された方が使った技術と基本は同じです。

サービス開始直後、いくつかの図書館システムにおいて速度低下などの影響があり、その都度該当図書館との調整を図りました。

また、日本の図書館システムが遅くて使いにくいという点について多くの方から賛同をいただきました。このような状況において多くの図書館やシステムベンダーにもご協力をいただき、現状の改善とよりオープンで使いやすい図書館システムの構築に向けて調整を進めております。

そのような取り組みを進める中で、本事件により図書館システムの問題を発端として逮捕者が出るに至ったことは大変遺憾です。

図書館システムのあるべき姿

図書館が持つ蔵書情報は市民が誰でも自由にアクセスできるべきであり、その基盤となる図書館システムもよりオープンになるべきだと考えています。
既に多くの市民プログラマーが図書館をより便利にするソフトウェアやウェブサービスの開発に取り組んでいます。その中には広く利用されるサービスが多く存在します。
今後公共システムではこういった市民参加を歓迎するべきであり、決して萎縮させたり責任を転嫁するものであってはなりません。

既にプログラミングという技術は決して特別なものではなく、誰でも開発に参加できる時代です。

そのような変化に対応して、市民参加を可能とする公共システムの仕組み作り、具体的にはAPIの提供や適切にアクセス制御が可能なシステム設計などが求められています。

カーリルでは今回の事件を教訓として、図書館やシステムベンダーと共に今後絶対に逮捕者を出すことなく広く活用されるシステムについて議論し合意形成を進めます。

参考ページ