2015年11月、世界の電動工具市場を牽引するマキタから業務用のロボット掃除機「ロボプロ」が発表されました。マキタは従来からバッテリー駆動のハンディ掃除機でも定評があり、使っている方も多いのはではないでしょうか。しかし、今回のロボット掃除機は”業務用”。これは図書館で活用できるのでは、と考えました。
早速マキタに相談したところ、全面的にご協力いただき、実際の図書館で使ってみることになりました!
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=eP1lAI0A30w]
今回は、Library of the Year2015大賞に輝いた多治見市図書館にご協力いただき、図書館でのロボット(掃除機)活用の可能性についてレポートします!
多治見市図書館には、全国からたくさんの視察が来るそうです。スタッフも大忙しで、図書館内のお掃除に手が回っていないところもあるとのこと。どれくらいゴミがとれるか試してみました。
お掃除ロボットは、本棚から出ている本も避けて丁寧に掃除しています。
皆さんがよく使っている図書館の書庫にもたくさんの本が大切に保管されています。書庫の隅々まで掃除してくれます。
少しの段差があっても楽々と乗り越えます。テニスコート2.5面分を6時間かけてもくもくとゴミを集め続けて……。2時間ほど動かしただけで、こんなにゴミがとれました!
今回、ロボットが図書館で働く姿は日常の風景に自然に溶け込んでいました。これから、図書館で働くロボットはますます増えていきますが、カーリルはロボットにも人間にも楽しい図書館を目指して技術開発を進めていきたいと思っています。
ご家庭や図書館に一台、いかがでしょうか。