このような中でカーリルがウェブサービスとして初めて「Library of the Year」を受賞したことは、図書館の転換点を象徴した出来事であり、図書館や書籍のあり方が劇的に変わっていく中で、カーリルが提唱している「みんなで創る図書館」という取り組みが図書館業界に受け入れられたものと自負しております。
【Library of the Yearについて】
NPO知的資源イニシアティブの選考を担当するグループ(座長:慶応義塾大学教授 糸賀雅児)が中心となり、図書館など全国の知的情報資源に関わる機関を対象として授与する賞で、2006 年に始まりました。 http://www.iri-net.org/loy/
【Nota Inc.について】
所在地:10 S. 3rd St. Floor 3 San Jose, CA 95113 米国
代表/CEO : 洛西 一周 設立:2007年12月
Email: contact@calil.jp http://notaland.com/company
図書館総合展で行われたLibrary of the Year 2010 最終選考会(11月26日)において、カーリルが大賞を受賞しました。
Library of the Yearは、これからの図書館のあり方を示唆するような先進的な活動を行っている機関に対して、NPO法人 知的資源イニシアティブ(IRI)が毎年授与する賞です。2006年より毎年、図書館総合展のフォーラムとして開催されています。2010年は、カーリルのほか京都国際マンガミュージアム、神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ事業が最終選考対象に残っていました。なお、特別賞には置戸町生涯学習情報センターが選ばれました。過疎の町における図書館に関する事例報告は非常に感動的でした。