2011年7月29日金曜日

えっ、図書館で出会い系? 「出会い系図書館かふぇ」に行ってきた!

タイトルから"出会い系って・・・"と思った方も多いはず。

716日に行われた図書館情報学若手の会"ALIS"さんが主催する「出会い系図書館かふぇ」に行ってきました!

出会い系と聞いただけでもちょっと行きたくなりますよね!笑

そもそも、出会い系図書館プロジェクトって?

「実際の図書館で人と人が出会えたら楽しいなと思い図書館がより楽しく使えるようにということを目指し、人と本が集まる場としての図書館の役割について話していける場が作れたらと思い企画しました」by 主催者@eri_twinさん(筑波大3年)

出会い系図書館プロジェクトwebサイト http://www47.atwiki.jp/encounterlib/

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そこで、今回は「みんなが考える出会い系図書館ってなんだろう」というテーマでブレスト、意見交換が行われました。


まずは、現在進行形で出会い系図書館プロジェクトに通ずる活動をされている、「Project Sizuku」常川真央さん、人と本ををつなげるしおりkumori渡辺ゆきのさんから事例の発表があり、今回の目玉のブレストを開始。

ここからは私が参加した「チームariyosi」内でのブレストの様子と発表内容をお伝えします。

このチームは大学図書館勤務の方、元図書館員の現在出版業界勤務の方、大学生を含む6名で議論をしたのですが、理想と現実をうまくおりまぜてブレストできた印象でした。

出会い系図書館から連想されるいろいろな問題や状況、具体案などをコーヒー片手に雑談もおりまぜて出していき、形にしていきます。

このチームで軸になったのは「コンセプト」。図書館自体に出会いの雰囲気をつくるわかりやすいコンセプトがあれば利用者も行きやすい、イベントがなくてもふらっと足を運ぶだけで人と本に出会えるなど、実際の図書館づくりに具体的に落とし込めそうな形に少しずつまとまり、最終発表時には次のような結論が出ました。


・今ある図書館でもできる、建築の段階からではない、どこでも出会いの場を用意できるテクニックが必要。

・話しやすそうなジャンル別にテーブルを作り、興味がある人がそこにいきコミュニケーションする。

 →図書館員がテーブルにいれば、図書館員の人とも出会える。

・リアルに出会える場を作ってあげることが必要


変わって、チーム伊藤では

「出会い系図書館の可能性」ということで、今までの間接的(例:sizukuさん、kumoriさん)ではネット上のやり取りやソーシャルネットワークを介してしか出会えなかったというところに着眼。間接的から直接的な出会いにシフトしていくことが重要で、"直接的に出会う事=楽しい"ということを根付かせたい。図書館の静か?草食系?という今までのイメージをかえることが必要との結論になりました。


最終発表を聞いて、実際の図書館でやるにはもうちょっと詰めなくてはいけませんが、今からでも実験はできるレベルまで意見がまとまって、図書館の未来がより一層楽しくなりそうな気持ちになりました。

現在進行形でカーリルでやろうとしていることとも繋がりがあり、今後何らかの形で一緒にやれたらなと個人的に思った次第です。何よりも行ってよかった!

出会い系図書館かふぇは今後も活動を幅広く行っていくようなので、動向は注目ですよ!

図書館情報学若手の会ALIS:http://flavors.me/alis_lib

出会い系図書館プロジェクト:http://www47.atwiki.jp/encounterlib/

詳しいレポート:http://d.hatena.ne.jp/Ariyosi/20110717

Ustreamはこちらから:part1 part2 part3

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イベント会場は、お茶の水駅から徒歩5分のカフェ ヒナタ屋。

とっても雰囲気がよくて、なんだか出会えそうに思えてくる場になっていましたよ~。
URLはこちら:http://www.hinata-ya.net/


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書いた人

カーリル デザイン担当:黒田知範(クロダトモノリ)

カーリル以外にcolish〜誰とどんなふうに住む?〜の立ち上げ・デザインやskmts サカモトソーシャルプロジェクトなどに関わり、これからのメディア、人の繋がり、生活について考えている。カーリル以降いつの間にか図書館業界に深く立ち入ることに。ようやく点と線が繋がってきた今年、カーリルから皆さんに"図書館がもっと楽しく"なるコンテンツを提供できたらと思っています。


2011年7月20日水曜日

『週刊読書人』にカーリルが掲載されました!

7月15日発行の『週刊読書人』にカーリルが掲載されました!


(△週間読書人HPより)

週刊読書人は、ビジネス、小説、学術書の書評やおすすめ書籍を紹介している新聞です。
話題の人のインタビューや対談、時には季節のお祭りや美術展についても掲載され、読み応えがあります。

今回の記事は、エンジニアの吉本へのインタビューを元に、カーリルの面白さや使い方をご紹介頂きました。

書店や、お近くの図書館にてぜひ一度ご覧ください。

>>購入する
>>図書館にないか検索してみる


<関連リンク>
週間読書人

2011年7月13日水曜日

京都の図書館好きが集まった「町家で図書館を考えるサミット」レポート

7/9日、町家で図書館を考えるサミット(イベント告知はこちら)に、約30人の図書館好きが集まり、京都の図書館についてさまざまな話題で語り合いました。


第1部は、ビブリオバトルの提唱者、谷口忠大(@tanichu)氏によるビブリオバトルの紹介。ビブリオバトルは、コミュニケーションの手段ですというお話からはじまり、ビブリオバトルのルールや遊び方に秘められた意図、図書館での取り組みなどについて熱く語っていただきました。定期的にビブリオバトルを開催している図書館もあるようです。個人的には、「データのやりとりだけでは、情報共有できない。本を題材に語ることで打ち解けられる」という話に惹かれました。



第2部は座談会。主なテーマは、「図書館の日常」。あまり知られていないようなユニークな図書館の取り組みや、利用方法などを話し合いました。今回は、司書、出版社の編集者、ビブリオバトル、カタリベカフェの運営者、子育て中の父親・母親、図書館好き、カーリル開発チームなどバラエティに富むメンバーが集まり、どの話題にも、複数の視点の意見がでてきたことが新鮮でした。図書館の取り組みが広がる一方、新しい試みは既存の利用者からは歓迎されないことも多く、新しい図書館ユーザー層の呼び込みを同時に実現しないと、徒労に終わってしまうといった課題も見えてきました。
ここでは紹介しきれないので、詳しくは、このブログの最後のUstreamをぜひご覧ください。

紹介された活動
京都御所の中にある図書館
本が旅をする BookCrossing
京都造形芸術大学 芸術文化情報センター ピッコリー
本と人をつなげるしおり kumori

参加者のイベントのレポート
イベントの内容についてブログを書いていただいた方を紹介します。

klarer-himmel13さんのレポート

すごく詳しくまとめられています。一部引用します。

図書館の静動
騒がしい方がおもしろいという声を聞きました(図書館は本と出会う場所なので)
単にゾーニングの問題にとどまらない
本をどこで読むか
上の話題と関連しますが、家やカフェで読むという方も
図書館で調べる、という視点が入ると変わってくるのかもという声をTLで目にしたり
畳のある図書館がほしい(すでにあったりするのだろうか。乳幼児用に靴を脱ぐスペースはよく見るが)
図書館法
そのような法律がある、ということがトリビア、でした
本とお酒
この組み合わせは相性がよい
図書館でお酒が飲める?! ”図書館Bar”に行ってみた☆ ― カーリルのブログ
アサヒ ラボ・ガーデン|アサヒビール(座談会で紹介しそびれたのでこちらで)
もっと読む...

chocola905 さんのレポート
カタリベカフェやBookCrossingについて紹介していただきました。

Ustream
すべての動画をこちらで見ることができます。
1. ビブリオバトル
2. 座談会
3. 懇親会

座談会の後は懇親会。ビールやピザ、お寿司を囲んで楽しい時間を過ごしました。図書館ネタで司書も利用者もここまで打ち解けて話せるなんてステキですね。





【編集雑感】
谷口さんは、「本は、子共のとき読むのと大人になってから読むのでは意味が違う。だれが読むかによっても違う。」と語り、本が媒介する感動や意味を積極的に共有していくことが大事だと語ってくれました。それに最近出版される本の数は多くなりすぎて自分にあった一冊を見つけるのは至難の業とも。そうなってくると自分にあった本を選んだり、本について語ったりするのにビブリオバトルや、個性的な本屋さん、カタリベカフェなどが、本と出会う場所として中心的な存在になるのかもしれません。Googleも友達が薦める情報を検索結果に出すという時代ですからITの世界でも連動して同じようなことが起こっているとも考えられます。これからも本と図書館の関係に注目していきます。